330 ページ34
その後も亜嵐が他のメンバーの
状況や取り組みなどを酒も入りながら
テンション高めで語り出しとる。
龍友は乾杯の生ビールが全然減ってない。
まだ本調子やないんか?
健二郎「龍友、違うの頼むか?」
龍友「あっ、いえ。あの、、」
なんや?
亜嵐も黙ってしもた。
龍友「健二郎さん、、
お父さんの存在って大きいですか?
えっ、いや、
京都に行くとお2人の愛情をすごく感じて。
そんな中で育った健二郎さんも
父親で、蒼宙も素直に育ってて、
俺は…、父親のこと、、」
健二郎「まだ、許せへんか?」
龍友「いや、なんていったらいいのか…
凛からも本当の父親のこと聞いたことなくて。」
龍友「不安か?
俺もまだまだや。蒼宙に何にも教えとらん。
父親居らんでもな、真っ直ぐに育っとるの、
近くにおるやろ?」
龍友も亜嵐も顔を見合わせたが、気づいてないな…
健二郎「俺の息子になった、涼や。
アイツは、小学生で父親が居らんくなって
まなさんや凛を守ってきたんや。
5年後、俺が現れて突然父親になった。
一度、俺、まなさんの元夫に会ったことあるん。
涼も一緒やった。
まなさんが居らんくなった時に、涼が俺のために
自分の本当の父親に頭を下げたんや。
それ見てな、高校生になったばっかの子供が
今までどんだけ背負ってきたんやろって、
胸が締めつけられた。」
龍友「涼くんは、それから父親に会ったり
してへんのですか?
凛もいづれは会いたいと思とるんかな?」
龍友の言葉に、
この話の続きを話すか話さないか悩んだ…
153人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「GENERATIONS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mana(プロフ) - ちーたんさん» コメありがとうございます。いつも応援ありがとうございます。引き続き宜しくお願いします。 (2017年7月25日 20時) (レス) id: 580f53c3f9 (このIDを非表示/違反報告)
mana(プロフ) - ひにゃたさん» コメありがとうございます。応援して頂いてとても嬉しいです。引き続き宜しくお願いします。 (2017年7月25日 20時) (レス) id: 580f53c3f9 (このIDを非表示/違反報告)
mana(プロフ) - みーこさん» コメありがとうございます。拙い文章ですが、気に入って貰えるよう頑張ります。引き続き宜しくお願いします。 (2017年7月25日 20時) (レス) id: 580f53c3f9 (このIDを非表示/違反報告)
mana(プロフ) - なっちゃんさん» コメありがとうございます。完結できるように頑張ります。引き続き宜しくお願いします。 (2017年7月25日 20時) (レス) id: 580f53c3f9 (このIDを非表示/違反報告)
ちーたん - manaさんの作品が大好きなので続きが気になります。更新を楽しみにしています。これからも宜しくお願いします (2017年7月21日 3時) (レス) id: 313b11c27c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:mana | 作成日時:2017年5月10日 20時