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凛サイド
あの事件から、
お互い何も話し合ったわけじゃないけど、
月に2回は会うようになった。
龍友くんが、時々壊れてしまうんじゃないかって
思うこともあった。
抱きしめながら
ーどこにも行くなよ。ーって。
心配で拓ちゃんにも相談してた。
弱音を吐かない、
いつもブレない龍友くんだから、
何かあったんじゃないかって。
拓ちゃんが武田先生の病院に行くからおいでって。
指定された日に病院に行くと、
武田先生の奥さん、聡美さんが待っていてくれた。
一緒に、整形外来のある診察室に入る。
そこに、武田先生と拓ちゃんがいた。
浅野「凛、久しぶり。」
武田「どう、残りの学生生活は楽しんでる？」
凛「あっ、はい。」
浅野「早速、龍友くんの事だが、
この前の話しを聞いて
たぶん心因性のものだと思う。
まだちゃんとした症状は出てないみたいだけど、
凛の事件の時の事を思い出して
フラッシュバックしてるかもしれない。」
武田「話を聞くと、ナイフや光ったりするものが
共通するんじゃないかな？
それを見ると、
あの時の光景を思い出したりする。」
聡美「凛ちゃんの事が心配で
仕方ないんじゃないかしら？」
浅野「まだ、大きな影響が出てないけど、
凛が近くにいないから、不安なのかもな？」
武田「でも、最低2年は遠距離なんだよね？」
凛「はい。」
武田「弱音を吐くだけならいいんだけど…
悪くなることもあるから、
何かあればすぐに治療した方がいい。
うちにも心療内科あるしね。」
浅野「東京なら俺が紹介するよ。
あまり知られたくないだろうしね。」
凛「私はどうしたらいいですか？」
武田「凛ちゃんは傍にいてあげるだけで
いいんだよ。
いつもと違うなら、教えて。。
何かに怯えたり、
過呼吸になったり、
なんでもいいんだ。
みんな、助けてくれるから。」
浅野「凛、絶対に1人で悩むなよ。」
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ぶぅぶ(プロフ) - manaさん» いえいえ！更新、頑張ってください!!応援してます♪ (2017年4月24日 18時) (
レス) id: 931ce9a676 (このIDを非表示/違反報告)
mana(プロフ) - ぶぅぶさん» コメありがとうございます！共感して頂いたみたいで嬉しいです。更新頑張りますので応援してくださいね。 (2017年4月24日 10時) (レス) id: 580f53c3f9 (このIDを非表示/違反報告)
ぶぅぶ(プロフ) - 伝わりました!! 雪の音、自分自身ものすごく好きな曲なのですが、この小説を読んでてピッタリハマるなぁと思います！！ (2017年4月24日 0時) (レス) id: 931ce9a676 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mana | 作成日時：2017年4月14日 17時
