源家のあの長女？は… (ページ20)

今日:18 hit、昨日:11 hit、合計:13,183 hit

18 ページ20

『…』

ホントに何もないまま夕方になってしまった

「ら〜ん」

『！』

つかさ「…」

『…』

つかさ「来て来てー！」

『…え、いy』

つかさ「来て？」

ｿﾞｸｯ

『…わかった』

つかさ「よし！行こー！」

そして…

バタン

つかさ「ミーツーバくん」

つかさ「困るなぁ、勝手なことされるの」

『…』

光「姉ちゃんと…花子？」

光「いや、違ぇ誰だコイツ…」

つかさ「俺に何も言わずに行っちゃおうだなんて…」

ﾌﾞﾁｯ

つかさ「ダメだよ？」

『…う』

光「何すんだテメェ！」

『光ダメ！』

ｶﾞﾝｯ

つかさ「ねぇ、ミツバ…君は俺に願ったよね、”みんなの記憶に残りたいって”」

ミツバ「…ッ」

つかさ「一人だけで満足？違うでしょ？ねぇ」

『…』

ホントは…助けたい…けど、できない

私の境界でならワンチャン勝てたかもしれない…けど

今は光もいる…それに

怖がってる

とん

光「…待ちやがれ〜。

俺の友達に手ぇだすんじゃねぇ！」

『…！』

つかさ「…へぇ」

ヤバい…黒杖代が…

『…』

つかさ「！」

ドン

『…ふぅ』

光「…姉…ちゃん？」

『…』

つかさ「あのー、俺は怪異さ、何か１つを代償に呼び出した者の願いを叶える」

七番は生者をつかさは…死者

つかさ「彼は願って俺は応じた、だから俺は願いを叶える」

ん？ラジオ？

つかさ「俺のやり方で」

つかさ「〜。サクラ！準備できたよ！」

噂…だ

『もしかして…改変してるの…』

つかさ達なの？

ミツバ「あ…うぐ…っ」

ヤバい…完全に怪異になっちゃう

ミツバ「ああぁぁぁ！」

『…あぁ』

もう…駄目だったんだ

つかさ「七不思議は『！』人と怪異の関係を正しく保つと言うけれどそんなものは必要ない」

何を…

つかさ「人も怪異も望むようにあればいいのさ」

つかさ「それで壊れちゃいそうな世界なら

壊れた方がいいんだって」

つかさ「そう、思わない？」

つかさ「ミツバの願いは少し曖昧だったんだ、比岸に残って何がしたいのかわからない」

つかさ「でも…このまま終わりたくない、みんなの記憶に残りたい」