13 ページ15
土籠「俺は知りたがりな怪異でねェ」
土籠「〜。それに見合う情報を寄越せ」
『情報…』
土籠「そうつまり…
お前らの個人的な秘密を教えろ」
光「はァ―――――!!?」
寧々「ひひ秘密!?」
『私達はパスだよね』
花子「うんうん」
土籠「しりたがりだっつったろ」
花子「二人が秘密を話さなかったらどーすんの?」
花子、A『俺/私とケンカ/殺し合いする?』
土籠「…まさか依代は渡しますよ
だが 腹いせに」
土籠「お前らの、恥ずかしい秘密を校内放送で垂れ流してやる」
『ちなみに私がアナウンス☆』
光「姉ちゃん!?そっそそそそんなハッタリつつ通じねーぞ」
土籠「ほォ?まァまァ面白かったぞ、この本」
寧々「それ…!!」
土籠「ま、そういうことだ そんじゃァ
精々俺を楽しませろよォ ガキ共」
…かくして、秘密暴露大会が幕を開けたのです。
ヤシロさんは中学の頃、想像の彼氏と交換日記をしていたらしい
でも、今もやってるらしくて…
土籠「しかも相手はお前達の兄貴と弟」
光「え」
『夢に呑まれるなよー』
花子「へー」
寧々「キャ―――!!」
光「先輩 兄ちゃんと交換日記してるんすか?」
『こら!』
寧々「やめて突っ込まないで!!」
土籠「よろしくお願いします」
『えっと、〇月×日―――』
今日は全校集会壇上で生徒会長としてお話しする先輩素敵でした!
『…でもでもっwあんまり、寧々のwあははww土籠よろしくw』
土籠「へいへい」
あんまり寧々の方ばっかり見ちゃダーメ♥
私達の関係は他の人には秘密なんだから!
『全校w集会かあったこと以外はw全部妄想だよw』
花子「やべー」
光「?」
寧々「いやああああああ!!!」
その後も色々したが、許してもらえなかった
光「クソ〜!花子!!お前もなにか言えよ!姉ちゃんも!」
花子「俺?」
『私も?』
『…土籠』
花子「俺らの秘密知りたい〜?」
『知りたい?』
土籠「…いやァ、知りたくないねェ
”これ以上は”」
『だって〜!』
花子「そーゆーコトだから俺らはパース」
がっ
光「何言ってんだ!」
体制的には、光に服を掴まれてる状態かな?
寧々「Aさんはいいけど!花子くんだけずるいっ!」
光「おぅ、ずりーぞ花子…姉ちゃんも!」
『?』
光「俺、姉ちゃんのこと知らない…全然!」
『…』
19人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひーちゃん - 面白かったー (8月30日 14時) (レス) @page38 id: 18bc6a114f (このIDを非表示/違反報告)
ふらんふらん(プロフ) - ありがとうございますー!!!w (8月4日 22時) (レス) id: 0b5df00283 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 好きですぅぅぅぅああああああああああ (8月4日 4時) (レス) @page43 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ふらんふらん | 作成日時:2023年5月2日 22時