源家のあの長女？は… (ページ2)

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100年以上前

ﾊﾞﾁｨ

『…はぁ』

「〜！」

『あ！お疲れ〜』

「源様！大丈夫ですか！」

『大丈夫、大丈夫〜』

ﾋｿﾋｿ

「あのお方はすごいわよね」

「源家…二代目の

当主ですもの」

『〜ﾆｺﾆｺ』

「でも……

不老不死の呪いにかかってるんでしょ？」

『…』

私には…色々な名がある

星野楓

鈴木瑠奈

會田綾

”柚木蘭”

そして…本当の名前は…

”源咲姫”

源家を捜すのに、結構な年数を重ねていった

不老不死の呪いは誰も知らない、いや知った者はすぐ死んじゃうから、そういう呪いだし

”身内でない限り”

ある時は…

『…』

何故か…柚木蘭になってた

あるときから…”つかさ”のようすが変だった、でも…

”あまね”は…元気になっていた

『いつ…バレるかな』

光「何が…？」

『いや、なんでもない』

今は”源 A”だ、こっちのほうが気に入ってる

出来れば…知られたくない

光にも…輝にも、源家全員に

1000年以上前から生きてたなんて…

バレるかと思った時はめちゃくちゃある

『はぁ…』

光「A姉ちゃんすごい！」

『来てたの…ありがとう』

光「その霊刀…古いやつ？」

『え…』

光「だって…妙に綺麗だし！輝兄より、霊力が強いというか！」

勘が思った以上に鋭かった…

『気のせいだよ』

光「そっか！」

確かに1000年以上使っている霊刀…だよ？

それに…

「Aは霊刀を使い慣れてるな！」

『ありがとうございます』

「まるで、使ったことあるように…」

『…』

もうちょっと下手にすればよかったか…

なんてこともあったけど

”今のところは”大丈夫そうだ