この一番星が消えても【魔入間】【推しの子】 (ページ8)

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六星ページ8

「蒼羅は凄いわね～なんでもできて」

「本当に僕らの一番星だなぁ」

「じゃあ、凄いお願いしていい？」

『うん！』

「じゃあ蒼羅のこと悪魔さんに売ってもいい？」

『いい…』

『よくないよッ！！』

『……ここは』

バァン！！

「グットモーニング蒼羅ちゃーん！！」

「朝ごはんたーべよ♥」

『は…い』

ハートつけるなよ…

「よく眠れた？」

『うっはい…』

「今日は初登校だもんねぇ～」

ピクッ

いいきいき

行きたい✨←あれ？

人間ってバレたら終わりだけど！

楽しそうじゃん！

「あ！そうだ」

じゃじゃーん

「入学祝いー！」

「みてみて！奮発しちゃったーオペラと二人ね刺繍もいれたの！慣れないことで疲れたけど楽しくってさあ」

それから

「いってらっしゃーい」

『い…ってきます』

ペッカー

「お早うございます蒼羅様！！」

『お……はよう…えっと…』

…名前…名前

「どうぞ「アズ」とお呼びください！あっお鞄お持ちします！」

「特待生(そら)だ主席侍らせてるって本当だったんだ」

「すげー」

『とりあえず…立とう！鞄は自分で持つよ』

『…使い魔召喚？』

召喚…

「はい悪魔学校(バビルス)の伝統行事です」

召喚した使い魔の質で位階(ランク)？を計るらしい

可愛いの出るかな？

物々しい…な

『緊張感ある…かも』

「のれでクラスも分かれますし担当官も有名ですからね」

『担当官？』

ズカズカズドン

あれか？

「粛に監督官の”ナベリウス=カルエゴ”である」

うわ…長年の芸能界を見てきたから分かる、見るからに陰湿そう…

「のの行事は常に私の担当だなぜか？」

誰も聞いてない

「私が常に厳粛であるからだ貴様等が使えないゴミかはたまた多少は使えるゴミかを判断する」

ゴミだって………ゴミ

「例えば」

「祖父の威光を借りて栄えある場で下品な呪文を唱え」

『唱えたくて唱えてないのだけど……』

「あまつさえその日に乱闘騒ぎを起こすようなゴミがいたら」

「即退学処分である」

ひえー、こっわ

「故に出来の悪い者は即刻退学処分とするのでそのつもりで」

「退…！？」

カンッ！！

「粛に」

可愛い機械が説明してる…

バシーン！！

「概要は以上だ」

嫌いなんだな

「羊皮紙は私の印が入った物を使うように」

「不正があればすぐ分かるからな…」

『…私ヤラナイゼッタイ』

「蒼羅様がそんなことをするはずがありませんのに…」