○ ページ21
《テッツ》
ダ「また…山王を名乗るやつが現れたらしいな…」
チ「しかも今度は轟がやられたらしいっすよ…」
テ「何がしたいんですかね。そいつは…」
俺とダンさんとチハルは
ナオミさんにITOKANの留守番を頼まれ
ITOKANにいる時に
最近この街で起こる事件について話していた。
チ「俺たちに
何か恨みがあるやつの仕業とかですか？」
ダ「そんなん言われたら数え切られへんで…
この街に手出ししようとするやつらを
何人も潰してきたからな…」
テ「それか…誰か俺たちを陥れようとか？」
ダ「もしそうやったとしたら…誰なんや？」
そんなことを話していると
ナオミさんとAちゃんと仁花ちゃんが
帰ってきた。
ナ「ただいま〜」
仁「ただいま戻りました！」
A「ただいまです！」
「「「おかえり〜」」」
ナ「留守番ありがとね」
チ「うっす！大丈夫っすよ！けど…」
『『『グゥ〜』』』
テ「すみません…ナオミさん…
俺たち腹限界っす…」
ダ「早う何か作ってくれ…」
ナ「仕方ないな…A、ムゲンライスよろしく〜」
A「はい、分かりました！」
「「「え！？」」」
俺たちは一斉にAちゃんを見た。
A「…どうしたんですか？」
ダ「Aちゃん、料理出来るん！？」
A「はい…ある程度は…」
チ「本当か…？」
テ「Aちゃんには悪いけど…
ナオミさんに作ってもらって？」
A「し、失礼ですね！私だって作れますよ！！」
そう言って腕まくりをし
エプロンをつけ始めたA。
そしてこっちを向き直したAは俺たちに
A「さっきの言葉
必ず撤回させてみせますから」
ニコッとそう言うと
真剣な眼差しで手際よく作り始めた。
その手際の良さはナオミさんと同じくらいだった。
チ「すげえ…」
ダ「…てか手際良すぎやろ！」
A「教えて貰ったんですよ。
生きていくのに必要だって。」
テ「誰に？」
俺の言葉に彼女の手が一瞬止まり
また動き出した。
俺ら3人は目を合わせた。
A「…お兄ちゃんです。」
ダ「お兄さんがいるんや！どんな人？」
A「…私を拾ってくれた優しい人です。
よし、出来た！！」
「「「おー！！頂きます！！」」」
ダ「うまっ！！」
チ「ムゲンライスそのまんまだ…」
テ「…さっきの言葉撤回します」
そう言うとAは笑った。
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無 - こんにちわ！この小説好きです！更新待ってますね！ (2019年9月18日 16時) (
レス) id: 06b55d11a8 (このIDを非表示/違反報告)
Яui(プロフ) - とっても面白いです！！これからも更新がんばってください！ (2017年4月5日 4時) (レス) id: 75a9f40aba (このIDを非表示/違反報告)
茉那(プロフ) - ゆうかさん» ありがとうございます！まだまだ至らない点がありますが楽しんでいただけるように頑張ります！応援よろしくお願いします！！ (2016年9月28日 20時) (レス) id: 44cc6f5367 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうか(プロフ) - すごいおもしろいです！更新楽しみに待ってまーす！ (2016年9月28日 20時) (レス) id: 8b68f6296a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mana | 作成日時：2016年9月17日 16時
