語彙力の少ないタルパーとタルパの会話記録日記【15】 (ページ12)

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12/2　響君がページ12

最早ただのヘタレと化している気がす｡

五月女「ヘタ…?あり､がとお?」

ンンン御免

五月女「え…何で､謝るの?」

ンンン…言葉ってどれくらい知ってる?

五月女「ええと…普通の言葉…とか?でも､紅音ちゃんが言ってるような言葉とかは良く分かんない…」

おおぅ…

ﾋﾋﾞﾔ「あれだ､響｡細かいことは気にするな」

五月女「細か…?まぁ､良いや｡紅音ちゃんと一緒に居られたら､それで…」

ﾋﾋﾞﾔ「……なぁ､マスター」

なぁに?

ﾋﾋﾞﾔ「きも…｡響にさ､友達作らせたらどうだ?」

今気持ち悪いって言おうとした??…まぁ良いや｡友達って､……優ちゃんとか､雛達とか?

ﾋﾋﾞﾔ「まぁ､年齢的にはそうだが…彼奴､余り人と関わろうとしないんだよ｡何故か知らんけど」

五月女「友達…?僕には､紅音ちゃんが居てくれたらそれで良い｡」

ﾋﾋﾞﾔ「其処が駄目だっつってんだよ!!」

五月女「ひっ」

ﾋﾋﾞﾔ「お前さぁ､……何も言えねぇや」

言えよ｡

ﾋﾋﾞﾔ「言葉がパッと浮かんでこねぇ｡俺ああいう依存したやつ苦手だわ…何言えば良いかさっぱりだし､俺も何かに依存してたからブーメラン刺さると思うし｡」

お前何かに依存してたんか……チョコとか?

ﾋﾋﾞﾔ「そういう甘ったるいものじゃねぇよ?」

五月女「え､えと…」

ﾋﾋﾞﾔ「…すまん響｡さっきのは忘れてくれ」

おっと恥ずかしいんですかねぇ?

ﾋﾋﾞﾔ「うるせぇ殺すぞマスター」

殺伐!

五月女「紅音ちゃんを殺すのは､僕」

何で?!

五月女「……心中?」

違う｡私が求めてるのはそれだけど違う｡

五月女「じゃあ､無理心中?」

あのあの､響君意味知らずに言ってるとかそこら辺?

ﾋﾋﾞﾔ「知るか｡…なぁ響｡心中って意味分かるか?」

五月女「…心中お察しします?」

ﾋﾋﾞﾔ「違う｡そうじゃない」

五月女「良くテレビでそういうの見るんだけど…ジサツの延長?」

二人が仲良く死に至る｡仲良死ってやつです

五月女「仲が良いなら良い…よね?」

………???

ﾋﾋﾞﾔ「駄目だ｡こいつら頭可笑しい」

五月女「可笑しくない」

私は別に普通だよ?一般常識身についてる｡

ﾋﾋﾞﾔ「じゃあ問題出すぞ｡」

おう

ﾋﾋﾞﾔ「…泣いてる女性に言う言葉は?」

何故それ…?まぁ良いや｡何も言わないでそっと通りすぎる｡

ﾋﾋﾞﾔ「こいつ良心のりの字もねぇ」

いやほら､泣いてる時は話しかけないでって思うでしょ?それ

ﾋﾋﾞﾔ「………」
終わる