◎ ページ13
〜♪
ラギー「…ってちょっと！A話聞いてるっすか？」
へ？何の話？
ラギー「…だから、明日からホリデーっすけどなんか予定とかあるんすか？」
多分ない。ただし“多分”ここ重要。
ラギー「？どういうことっすか？」
なんかねー。レイさんは、私が暇だとすぐ急に予定入れるんだよね。
だから“多分“。
ラギー「な、なるほど？」
そう言うラギーは、なんかあるの？
ラギー「レオナさんから、パーティーに従者の代わりに参加しろっていわれて、お貴族様たちのパーティーに行くことになったっす…」
あはは…ドンマイ
次の日
じゃあ、いってきまーす！
ホリデー明けにね！ゴースト達！
ゴースト「ホリデー明けにー！」
〜♪
ﾎﾟﾁｬﾝ(鏡をくぐる音)
ミーカ「A〜！」
わっとと…
ミーカ、レイさん。ただいま！
レイ「おかえり。学園生活はどうだった？」
楽しかったよ！
レイ「そう、それはよかった。」
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ
レイ「あら。電話ね。」
ミーカ「ねぇねぇ！見て！これ！」
？なにな…
るぇ？
ちょっこれ…NRCの飛び級転入の書類じゃん！
ミーカ「そうだよ！テスト受けてみたら合格したんだ！」
すごいじゃん！ミーカ！
いっぱいがんばったんだね！
ところで、どうしてテスト受ける気になったの？
ミーカ「あのね！Aみたいにすごい魔道具造れるようになりたくて、たくさん勉強したの！」
え？僕？
ミーカ「うん！あのヘアピン。凄く役にたったから、あんなものを造りたくて！」
そうなんだ！
立派な魔道具師になれるといいね！
ミーカ「だけど、転入出来るのは次の入学式からだから、すぐに行けないけど…僕、向こうでやっていけるかな？」
大丈夫！ミーカなら向こうでもやっていけるって！
それに…
レイ「A！ミーカ！」
？なーに？レイさん。
レイ「ちょっと急用よ！これに着替えて！」
えっ？待ってこれ…
ドレスじゃん！こんなのいつ買ったの？
レイ「いいからはやく！」
わ、わかったわかった！
着替え中…
レイ「あら、似合ってるじゃない。ほら、じゃあさっさと行くわよ。」
え？いくってどこに？
待ってよ〜！
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作者名：作者 | 作成日時：2021年12月5日 20時
