訳あり少女のNRC生活 (ページ1)

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私の親ページ1

私の親は、最低だ。

私より、お兄ちゃんを愛して、私なんてそっちのけ。魔法が使えた日も、誉めてくれなかった。
でも、お兄ちゃんは、大好きだ。
私がお母さんにおやつを食べてはいけないと、言われたとき。
夜中にこっそり分けてくれた。
魔法が使えた日も、誉めてくれた。
お兄ちゃんは、優しい。
お母さん達と違って。

でも、お兄ちゃんは、死んじゃった。
箒で飛んで遊んでた時、落ちちゃった。

お母さん達は、さらにおかしくなった

母「今日から、あなたがお兄ちゃん…カイよ。」

お兄ちゃんの葬式の日に、そう言われた
意味が分からない。
その日、お母さんに髪を切られるまでは、冗談だと思っていた。

止めて。私は、A。

そう言っても、無視される。
最悪なときは、暴力をふるわれる。

事情を知らない奴に、
「男女！」と、バカにされ、いじめられる

私は、僕に、カイということに馴染んでいった

私が私じゃなくなる気がして、
夜になったら泣いていた。

十一歳の誕生日。
私は、家出を決意した。
なぜいままでそうしなかったのかそう思う。

それから一年。
親にばれないよう。準備するのは大変だった。

今日。
十二歳の誕生日
僕は、家出をした。

自分でも、知らない所まで走って。
見慣れない所に来た。

僕は、家から持ってきたパンを食べて、今後どうするか考えた。

近くに街があったので、そこに行った。

でも、数日後、食料がつきて、僕は、空腹で気を失った。