jyo.hashi (ページ1)

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対決ページ1

jyo

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今日はオフやからゆっくりしてたいのに。
大橋がずっと俺の頬を撫でたり引っ張ったり揉んだりして遊んでてゆっくりしたいにも出来そうにない。
テレビで録画した野球を俺は観たいからそろそろ離してくれないか。と大橋に聞いてみても触るのに夢中になって聞いてない。どんだけ夢中やねん。

何でそんなに俺の頬が好きなんやろう。
自分の頬触った方が絶対柔らかいし絶対良いはずなのに。

「丈くんのほっぺたな～、柔らかくて俺好きやねん。」
「は？」

急に喋り出したと思えば何やねん。俺の心でも読んでんのか？

「ぷりんぷりんって俺言われとるし確かに自分でもぷりんみたいやなあ。とは思うけど丈くんもぷりんみたいやし丈くんのほっぺた好きやねん。」
「は？」

何やねんこいつ。謎やわ。
謎すぎては？しか言えへん。

「あ！そや！丈くん！」
「ん？」
「どっちがぷりんか対決しよや！」
「は？」

何か閃いたらしい大橋はまた意味が分からない言葉を言ってきた。
ぷりん対決って何やねん。大橋の勝ちでええやん。俺絶対勝ち目無いし。

「もうつべこべ言わんといて！俺が後な！！丈くん先！」
「っちょ、はあ、もうだるいわ。」
「ツンデレやな～！！顔はニヤけてんで！！」

本間だるい。順番も勝手に決められたし。本間自由やな。

「はい！終わり！丈くんのほっぺたもちもちやったな！！へへっ！」
「はあ…ならええわ、はい…」

意味が分からんけど満足したらしい。
俺はもう疲れた。

「次丈くんな！！ん！！」

そう言って大橋はズボンを脱ごうとする…って、は？

「いやいやお前何してん…」
「ん？やってぷりん対決やん？」
「やから俺はおしり、丈くんはほっぺた！」
「は？」
「そういう事！！」

いや…どういうことやねん。

「まあ何でもええからとりあえず次は丈くんが触る番やで！！」

ん！！なんて自信満々に俺に尻を向けてくる。
その体制、結構俺きついねんけど。
普段俺がどれだけ我慢しとるか分かってんのか？こいつ。

「はあ、本間さあ。」
「ん？」
「とりあえず、ズボンは履け。」
「ええ～……」

どれだけズボン履きたくないねん……
困るわ。本間に。
なんてズボンを履いたところで大橋に聞いてみる。

「お前さ、どういうつもりなん？」
「なにがよ。」
「それ、煽ってんの？ズボンまで脱いで。」
「……煽ってる言うたら、どうなるん？」
「…はあ…」

やっぱりか。と俺は少しため息をついた。

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