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第1話。 ページ2

はじめに吐いた花びらは、鮮やかな青色だった＿＿。









喉を襲った強い圧迫感と息苦しさに、声が出ない。
それが続いていたある日、押し殺していた感情が、ついに形となって現れた。

「花吐き病」

そんな名前の奇病だということは、受信先の病院で知った。
原因はわかってる。









押し殺した感情の名前を、私は良く知っている。
それを向けていた相手も、よく分かっている。
鮮やかな青色は、あの人の好きな色だから。








………これは、私が出来る償いのようなものなんだ。

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設定タグ：創作 , 花吐き病 , オリジナル作品
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作者名：ソライロ☆彡 | 作成日時：2018年10月22日 5時

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