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電話 ページ20

全員がオフの日、
ジミニヒョンは珍しく出かけていった



俺は無言でジニヒョンの作ってくれたご飯を食べて
自室に戻り、

名前の曲を聴くだけ



途中、ヒョン達が俺の部屋に来るけど
俺からは何も話さない



名前の声が聞けなくなってどれだけたっただろう


名前のyoutubeとかSNSでの活動も見なくなった


名前は今どこで何をしているの?


ファンのみんなも心配してるよ?


もう、戻ってこないの?









午後4:30すぎくらいだろうか

パソコンで無心で名前のMVを見ていた時

スマホがなった



外に出ているジミニヒョンだろうと思って
スマホに手を伸ばし

画面を見た俺は目を見開いた


そこにはずっとずっと待っていた
名前の文字があった


俺は急いで電話に出た



JK「もしもしっ、名前!?」



しばらくして懐かしい声がきこえた


『…もしもし』


俺は涙が止まらなかった
それと同時に質問も


JK「今までどこ行ってたのっ
なにしてたのっ、なんで電話くれなかったの?」


『…今から会える?』


JK「うん、すぐ行く」



質問には答えてくれなかったけど

会えることの嬉しさでなにも羽織らずに
そのまま宿舎を飛び出した

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作者名:ネポムセーノ | 作成日時:2020年5月17日 7時

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