ep.14 ページ14
会「専務と企画開発部の部長を兼任させ、これからは仕事をどんどん経験させていこうと思う」
会長の発言に動揺が隠せない専務達
それは副社長のウクもであった
今は自分の方が上だが、一つ下の役職
いつ追い越されるか分からない
会「今日の取締役会はこれを知らせる為だった、以上」
ーーーーーー
12時になると社員達は仕事を一旦中断し社員食堂へ集まる
ミニョも一旦切りのいい所で仕事をやめ財布を持ち食堂へ向かった
*
食堂の入り口に来たミニョ、置いてある今日のメニューを見て悩んでいた
Aセットのガッツリ系にするか、Bセットの軽めにするか
すると彼女の後ろにある人物が立つ
ウ「やぁ、どうかしたのかい?」
『ふ、副社長!お邪魔ですよね、すいません!』
ウ「いや、大丈夫だよ。それにしても随分と悩んでいたね、どっちにするか決まったかい?」
『……あ、えっと…午前中仕事も多くてお腹空いたのでAセットにしようかなと…』
顔を赤くしつつ恥ずかしげに言うミニョ
ウ「Aセットか、良いね。私もそうしよう」
『え!?』
ウ「さぁ、売り切れる前に並びに行こう」
『あ、いえ、あの…!』
ミニョは気づいていないが、このやり取りを少し離れたところから複数人の女性社員が見ていた
ミニョを殺気だった目でジロリと
その後ウクと同じAセットを頼み何故か同じテーブルで食べ、話をする2人だった
しかし、ミニョにとって相手は自分が働く会社の副社長。かなり雲の上の人である
完食はしたものの、味は分からなかった
貴重な経験をしたミニョ、翌日から自分の周りで不審な事が起き始める
自分が使っていた物が壊されて見つかる、2度確認し上司に提出する予定だった書類も無くなる
最悪の連続でミニョは疲れていた
『私何かした??……』
トイレの個室で溜息をついて休んでいるミニョ
しかし次の瞬間
バシャッ!!!
個室の上の隙間から大量の水をかけられる
『きゃっ!!』
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Ruby(プロフ) - 続き、楽しみにしてます! (2021年4月8日 12時) (レス) id: ccc02d9cf9 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 続きが楽しみです! (2018年12月5日 22時) (レス) id: 193d98d6bf (このIDを非表示/違反報告)
サラ(プロフ) - 名前変換できるようにして欲しいです、ウク皇子落ちにして欲しいです (2018年3月18日 1時) (レス) id: dfe0d85699 (このIDを非表示/違反報告)
ユヅ(プロフ) - 面白いです、更新頑張ってください!! (2018年3月5日 22時) (レス) id: 733be81de9 (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん - 小説楽しみにしてます。 (2017年9月26日 21時) (レス) id: ddb884690b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:zin | 作成日時:2017年5月23日 23時