第四集 ページ5
数年後〜、維英は宗主の江楓眠に呼ばれた
『姑蘇藍氏の座学ですか…』
楓「あぁ、藍氏の雲深不知処で行われるんだ。それに江澄と無羨、厭離をはじめ弟子達を数人連れて行ってきて欲しい。お前が居ないと無羨がとんでもない事をやらかすかもしれない」
宗主の部屋に入り、向き合って話を聞く維英
楓「江澄は無羨を止めているかと思ったら、案外無羨と同じところがある…だから仲良くなれたんだと思うが…兎に角これが招待状だ、これを無くすと雲深不知処に入らないそうだから無くさない様気をつけてくれ」
江楓眠は一つの書を維英に渡す
『分かりました、何事も無く帰って来ますのでお任せ下さい』
ーー
維英を始めとする江氏一行は雲深不知処の一歩手前の街までやって来た
しかし皆の体も疲れている為街の宿で休んで行こうとしたが部屋が無いと番頭に言われる
『部屋が無いだって？』
番「仕方ありませんよ、大勢従えた方が貸し切ったのです」
番頭も申し訳なさそうに言う
番「他の方は締め出せと仰せで、申し訳ありませんが別の宿をお探しください」
魏無羨や江澄達は維英の後ろで顔を見合わせる
『困ったな…』
(このまま直ぐに雲深不知処に行くか？でもみな疲れが溜まっている…)
維英がどうするべきか悩んでいると宿に2人の剣を携えた女性2人が入って来た
衣は薄黄色、蘭陵金氏の弟子の証拠
綿「こんにちは」
番「ご指示通り部屋は用意しました、他の客も引き払わせます」
綿「この香り袋を若様の部屋に、砕いた薬剤が虫除けになる」
蘭陵金氏ーー
蘭陵に居を構える仙家で他の仙家と比べお金持ちで
蘭陵金氏の跡取り、金子軒と雲夢江氏の厭離が許嫁である
蘭陵金子の弟子2人は維英達を気にせず部屋を見に行った
澄「蘭陵金氏だったか」
厭離は蘭陵金氏と聞いて浮かない顔を
澄「座学に行く途中通りかかったのだろう」
弟「でも大師兄、先客まで押しのけて数人で宿を貸切とは他の宿も満室なのにどこへ行けと？」
弟子の1人が維英にどうするか聞いていたら無羨は何か考えていた
そして1人ひっそりと二階へ上がった
ーーー
『みな、後少しだからこのまま向かっても大丈夫かい？』
全「はい！」
『あれ、阿羨は？阿澄見てないかい？』
澄「居ない！？」
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ひな - 陳情令、魔道祖師の小説はなかなか無いので、楽しく読ませてもらいました。更新楽しみにですが、無理はしないで下さい。 (2021年4月15日 13時) (
レス) id: 6d3021224f (このIDを非表示/違反報告)
茜(プロフ) - zinさん» はい！Bの方です！ (2021年3月21日 21時) (レス) id: a15e110af3 (このIDを非表示/違反報告)
zin(プロフ) - 茜さん» 茜さんコメントありがとうございます！という事はBの方でという事でよろしいですか？ (2021年3月20日 1時) (レス) id: 3b5cec9411 (このIDを非表示/違反報告)
茜(プロフ) - 楽しく読ませてもらってます。アンケートは 原作通りがいいです。これからも更新頑張って下さい！ (2021年3月20日 0時) (レス) id: a15e110af3 (このIDを非表示/違反報告)
zin(プロフ) - れふぇさん» ありがとうございます〜！不定期になりますがなるべく頻繁に更新しますね〜！ (2021年3月14日 0時) (レス) id: 3b5cec9411 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：zin | 作成日時：2021年3月5日 5時
