55.車椅子の男 ページ11
話は数日前に遡る
恵まれし子らの学園について調べ、設立者でもあるチャールズ・エグゼビア氏にコンタクトを取ったトニーはすぐに時間を作り彼と対面した
ト「初めまして、私がトニースタークです。よく来てくださいました、ありがとうございます」
エグゼビアとの話はトニーの私邸で行われた
エ「こちらこそ、あのスタークインダストリーズの前社長にお会いできるとは…」
握手をする2人
エグゼビアの側には2人、白髪の背の高い女性とサングラスを掛けた男性が
ト「失礼ですが、こちらのお2人も学園の元生徒なんですか?」
エ「えぇ、2人は学園の一番最初の生徒の内の2人です」
エ「こっちはオロロ・マンロー、そしてスコット・サマーズ」
エ「それで、学園に入学させたい子とは?」
トニーはソファに座り、エグゼビアは車椅子のまま話を始めるのだった
ト「ハルカ・グィネヴィア、ソコヴィアで両親を亡くし街は甚大な被害を受けたものの、彼女の周りだけ瓦礫は無く無事でした。それを政府が見つけ、私に制御し使える様にしろと…かつての仲間が制御の仕方を教えたものの、その仲間も今は……」
ト「暫くは教えられた事で制御出来ていたが、ハルカは少々私に依存している所がありまして……私の知らない間に数回にわたり能力の暴走を起こしそうになっていたんです」
エ「その彼女は今どこに?」
ト「……フライデー、今ハルカはどこに居る?」
〈先程クィーンズのスパイダーマンに会いに行くと、出掛けられました〉
エ「ほぅ…これは素晴らしいAIですね、因みに追跡はどうやって?」
ト「ハルカにESP装置を渡してあるんです、そこに高性能のGPSも」
エ「ESP装置?……失礼ですが一体それは?」
聞き慣れない言葉に尋ねるエグゼビア
ト「ある作品に影響を受けて作った、言わばリモコンの様な物です。身に付けている者の身体状況を常に記録し、緊急時にはフライデーに繋がる様になっています」
エ「ほぅ……そうですか」
エ「学園にはハルカくんと似た様な能力を持つ者が教師としているので、助けになるでしょう」
ト「助かります、エグゼビアさん」
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ゆか(プロフ) - めっちゃ面白いです!スパイディ好き、、更新頑張ってください! (2021年1月9日 12時) (レス) id: ecbe5cb4e5 (このIDを非表示/違反報告)
zin(プロフ) - PS4のゲームソフトAvengers買いました!楽しすぎる (2020年9月8日 23時) (レス) id: 3b5cec9411 (このIDを非表示/違反報告)
zin(プロフ) - サクラさん» サクラさん!2度目のコメントありがとうございます!生存ルートですね!了解しました! (2019年11月25日 22時) (レス) id: 1a1c150cbf (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - 生存ルートでお願いしますいつも小説見てます (2019年11月25日 21時) (レス) id: b396ddc2bf (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - いつも面白い小説見てます!アンケートの件ですが映画のほうでお願いします(^-^) (2019年5月29日 12時) (レス) id: e8ca853bb3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:zin | 作成日時:2019年5月21日 11時