ep.15 ページ16
DY「部下に言っておく事は？」
S「水銀のモーションセンサーがついてる。つまり、チンをちょっとでも動かしたらすぐドカンだ」
S「外そうとしても爆発するだろう…」
扱いがかなり難しい爆弾だと聞いてデュークは疑問に思った事をスティーヴに聞く
DY「ヘスはどう制御を？」
S「指紋認証式の起爆装置だと思う」
DY「では爆弾処理は……」
S「処理は無い、ヘスが止めるしかない」
そこへダニーと綾乃がやって来る
D「………知事と話した」
そしてダニーの隣に居る綾乃の表情は暗い
2人の様子から知事の指示を察するスティーヴ
S「まさか、金は用意しない？」
そうスティーヴの問いにダニーは何も答えない
D「………テロリストと交渉はしません、ダニエル」
スティーヴは呆れて何も言えない
D「だってさ………」
スティーヴは何も言わずにただ柵の向こうにじっと耐え続けるチンを見る
『スティーヴ……チンになんて言うの』
S「……事実を言うしかない………………」
心を決めると、スティーヴ達はチンの側へ行く
C「よう、どうした。ニュースか？」
チンは何とか笑顔を取り繕う
だがいつもとは違う仲間の雰囲気に何かを感じる
C「何かあったか…？」
S「金は用意しないと……」
C「……まぁ、想定内だ。がっかりしていないと言えば嘘になるが」
『チン、もう少し頑張って。絶対外すから』
チンは綾乃の顔を見て
C「選択肢は無いだろう？…」
そこへコノが走ってやって来る
D「コノ！」
S「コノ！触ったらダメだぞ！」
K「どうして？なんで？どうすれば外せるの！？」
チンの側に行きどうすればいいのか問うコノ
『ヘスは1000万ドルを用意しろ、だけどお金は用意しないって………』
綾乃の言葉を聞く
K「じゃあ、1000万ドルいるの？」
S「そうだ」
1000万ドル必要だと聞いたコノはチンと視線を合わせる
だが、チンは即座に逸らしたのを綾乃は見逃さなかった
『(なに……今の。2人にはお金のあてでもあるの？……)』
コノはチンを説得するかのように、視線を送る
そんな2人の視線に気づいたのは綾乃だけではなく、スティーヴもだった
S「なんだ？1000万ドル用意出来るあてでもあるのか？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 112人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
zin(プロフ) - シオンさん» ありがとうございます！頑張りますね！ (2018年12月4日 0時) (
レス) id: 1a1c150cbf (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - 頑張ってください (2018年12月3日 18時) (レス) id: a620d1ff62 (このIDを非表示/違反報告)
zin(プロフ) - Lucyさん» いつもコメントありがとうございます〜！大丈夫ですよ、これはファイブオーの小説なので、それはありません。 (2018年12月2日 3時) (レス) id: 1a1c150cbf (このIDを非表示/違反報告)
zin(プロフ) - さやさん» ハマっていただけて嬉しいです！私もそんなに知ってる方いないだろうなと思って作ったらまさかのファンの方が沢山居て驚きました！コメントや更新遅いですが、これからもよろしくお願いします！ (2018年12月2日 0時) (レス) id: 1a1c150cbf (このIDを非表示/違反報告)
Lucy(プロフ) - 更新楽しみにしてました！BAUのメンバー恋愛系に発展したりは…ないですよね？ (2018年12月1日 20時) (レス) id: 0f581316b7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：zin | 作成日時：2018年5月2日 23時
