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*
*
『んっ…』
あれ…
ここは…？
何となく
目が覚めて、
気づけば
どこかのソファで眠っていた。
鶴「起きたか？」
『えっ…』
まだハッキリとしない視界と思考
でも、私の前に誰かがいて
私に話しかけているのは分かった
鶴「これ水。
お前、1日眠ってたんだ。…飲めるか？」
『あ、ありがとう』
私を何故か心配してくれる
大人しく水を受け取り、口に入れた。
あれ…なんで私ここにいるんだ？、
不自然に、頭の軽い感覚と
どんどんと正常に戻る思考
…あ、私…連れ去られてるんだ
ハッキリと映し出された視界には
本当にここがどこかは分からないけど
この空間には、私と彼しかいない
『…ここは？』
鶴「天竺のアジトだ」
『天竺？』
鶴「あぁ、俺のチームの名前」
頭から目にかけて傷のある
オッドアイの鶴蝶という彼は
今まで買ってきた喧嘩相手とは
何故かちがい
悲しそうな顔をしてる。
そんなやつに、手は出しづらい。
「ジャラッ…」
『これは…』
鶴「イザナがつけてった。
嫌かも知んねぇけど、我慢しろ」
『まるで、鳥籠に入れられた鳥だね』
やっと…自由になれたのに…
また振り出しか。
ヤバいはずなのに
嫌で、嫌で仕方がないはずなのに…
何故か私は、
焦るよりも平常心が成城に保たれていて…
そんな様子に気づいたのか
彼も私を凝視する。
鶴「お前…この状況で…怖くねぇのか？」
『…怖いんじゃないかな？』
鶴「かなって…
普通泣いたり、騒いだりするもんじゃねぇの？」
『何その概念。捨てた方がいいよ』
こんなの…状況は違うけど
小さい頃動きを制限してこられたのと同じと思えば
いいんだよね…
ただ、私を思ってくれて体験した幼い頃と違って
ただ自分勝手に閉じ込める今回は
ものすごく
胸糞悪いけど…
『ねぇ、なんで君はそんなに申し訳なさそうにするの？
…私を連れ去っといて？』
何を考えてるの？
＊*＊
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れな(プロフ) - ストーリーすごく好きで一気に読み進めました。お時間ある時にぜひ更新お願いします。完結まで読みたいです(* ᵕᴗᵕ ) (2022年12月22日 4時) (
レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
蝶々(プロフ) - りーさん» 矢印は、世に言うツッコミです笑！読んでくてありがとう！これらも楽しんでいってください！※(余りにも気になるようだったらもう一度言ってね汗) (2021年10月25日 20時) (レス) id: 86d19e14d6 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - すごく面白くて一気に読んじゃいました！！これからも頑張ってください！ただ、色々なところにある←この矢印ってなんですか？誤字とかですかね…。 (2021年10月25日 18時) (レス) id: 6febf2ff62 (このIDを非表示/違反報告)
蝶々(プロフ) - ユンさん» ありがとう！これからも見ていってね！ (2021年10月23日 22時) (レス) id: 86d19e14d6 (このIDを非表示/違反報告)
ユン - 続編おめでとうございます！とても面白いです＾＾これからも更新頑張って下さい＾＾♡ (2021年10月23日 21時) (レス) @page4 id: 1366628ae7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蝶々 | 作成日時：2021年10月23日 20時
