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豪華に並べられた食卓に
家族4人が座ると
いつも通り、笑いながら
食事が始まった。
変わらない平凡な風景
いつまでもって願っていても
そんなこと…私には許されない
父「そういや、
Aの通う高校ここから少し遠かったよな？」
母「となると、朝早くに電車通学かしら？」
姉「起きれるの？」
母「あら、貴方よりこの子早起きよ？」
父「だな！」
突然でた私のこれからの話
このタイミング
逃しちゃいけない気がした。
まだ、言いたくない…
けど…長引かせては行けない
私は勇気を振り絞って
言うことにした。
『ねぇ…その事で話したいことがあるの』
父「どうしたんだ？」
母「高校のことね？」
『うん』
私は橋を置き
膝に手を着くと、その勢いで言う
『私、高校生になったら、横浜のお家に行きます』
「「…えっ…」」
両親の箸が止まる…
まるで…時が止まったかのように
皆の動きが止まった。
『ずっと考えてた。
…あの家に行く前は、どうだっていいって
白羽よりもここにいたかった。
…けどね、』
話す度に
言葉が詰まる
けど、…伝えないとダメだ!!!
『あの家に入った瞬間、
忘れてた思い出が全部戻ってきたの。
パパとママと暮らした日々…
それに…あの場所は
志輝にぃ達が大切に守ってきた場所なの…』
私は「ハッ」と
部屋に置いていたアルバムを思い出し
走って取りに行き
ダイニングに戻って
あるページを開いた、
そのページには、
私と志輝にぃ、そして
父さん、母さん、姉さんとの写真があって、
3人は、隣に書かれていた文章を
読むと、涙ぐんだ。
そこには…
【今の家族
血は繋がってねーけど、
オレとAを大事にしてくれてる。
…いつか、2人であの家に戻りてぇけど
離れたくねぇな
もう、素直に言えねぇけど
感謝はしてるんだ。
恩返ししねぇとな】
母さんは、その文章を読むと
愛おしそうに指でその文字をなぞった
母「志輝っ…」
嫌われてると思ってた息子の
ホントの気持ちをしれた瞬間だった。
＊*＊
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れな(プロフ) - ストーリーすごく好きで一気に読み進めました。お時間ある時にぜひ更新お願いします。完結まで読みたいです(* ᵕᴗᵕ ) (2022年12月22日 4時) (
レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
蝶々(プロフ) - りーさん» 矢印は、世に言うツッコミです笑！読んでくてありがとう！これらも楽しんでいってください！※(余りにも気になるようだったらもう一度言ってね汗) (2021年10月25日 20時) (レス) id: 86d19e14d6 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - すごく面白くて一気に読んじゃいました！！これからも頑張ってください！ただ、色々なところにある←この矢印ってなんですか？誤字とかですかね…。 (2021年10月25日 18時) (レス) id: 6febf2ff62 (このIDを非表示/違反報告)
蝶々(プロフ) - ユンさん» ありがとう！これからも見ていってね！ (2021年10月23日 22時) (レス) id: 86d19e14d6 (このIDを非表示/違反報告)
ユン - 続編おめでとうございます！とても面白いです＾＾これからも更新頑張って下さい＾＾♡ (2021年10月23日 21時) (レス) @page4 id: 1366628ae7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蝶々 | 作成日時：2021年10月23日 20時
