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143. ページ46

その後、武道と千冬


2人が立ち向かうが






三ツ谷がそれを止めた









三「タケミっち、千冬、冷静になってよく聞け

状況は絶望的だ。


大寿はバケモンだしあとの二人も

恐らくめちゃくちゃ強えぇ…



それに対してオレらは千冬はボロボロ

オレは正直動けねぇ」






この場で動けるのは武道だけ。

ここで負けたら柚葉はもっとひどい目に遭う



殺されてもおかしくねぇ







そう話す三ツ谷に対して

武道は




花「大丈夫ですよ…マイキー君たちが来てくれる!!!

だから、それまでの辛抱っス!!!」




みんなが来ればなんとかなります!



と希望を感じていた









けど…



三「タケミっち、オマエマイキー呼んだのか?」

花「え?三ツ谷君が呼んだんじゃないんスか?」





その返答に、一人で来たと言う彼に

彼は絶望した。





こんな状態で勝てるわけがねえ…!!!









ボロボロのみんなに

柚葉とAさん…









最悪Aさんが動いてくれたら!!!


…いや!!!そんな事したら、三ツ谷くんもマイキーくんも

許さない!!!









気づけば、不利な状況のままケンカは続いてて…









八戒の嘘ですら

オレらは裏切ったりしない









三ツ谷くんの



八戒は大寿より強い









その言葉を信じて









オレたちは必死に戦った









柚「オマエら、何笑ってんだよ?

冗談じゃねぇんだぞ!?

本当に死ぬかもしれねぇんだぞ!!?」





彼らの状況に

意味がわからず怒る柚葉。



そんな彼女の頭を

三ツ谷は撫でて…




三「ゴメンな…


その期待が人を苦しめる事もある

オレの期待が八戒を苦しめた



兄貴失格だな。




オマエは一人で八戒を守ってきたんだな、柚葉

マジ尊敬する今度はオレらの番だ」





そう笑いかけ






三「お前は…Aのそばにいろ。

アイツには大寿達は手を出さねぇって、


…でもさ、万が一なんかあったらダメだからさ…

守ってやってくれ」


柚「…ああ」








そう言って彼女は、ただ前を向いて祈り続ける

彼女の後ろに膝をおろし、





「ギュ」と抱きしめた









柚「なんで…祈ってんだよ…

助けてよ…A!!!」

『…』


柚「ねぇ…」





何度も声をかけようと、

ビクともしない彼女…





でも…彼女の首は、柚葉の頭のある方に動き

そっと力がかかった







『大丈夫』





そう言ってる…んだ。







**

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蝶々(プロフ) - すんごい嬉しいことばかり…本当にありがとうございます!!! (2021年10月13日 2時) (レス) id: 86d19e14d6 (このIDを非表示/違反報告)
さくらんたん(プロフ) - 泣いてしまった (2021年10月12日 22時) (レス) @page21 id: ce5069be4a (このIDを非表示/違反報告)
和ヲン - 毎日毎日この小説を読むことだけが楽しみですっ!! (2021年10月4日 17時) (レス) id: 69ab80b0b9 (このIDを非表示/違反報告)
あまぬん - すごく面白いし、とてもお上手で読みやすいです!特に夢主ちゃんの設定が好きです!更新待ってます!頑張ってください!!! (2021年10月3日 23時) (レス) @page48 id: cc856e48b6 (このIDを非表示/違反報告)
蝶々(プロフ) - ラバーズさん» ありがとうー!!!これからも頑張っちゃうので、見て言ってね〜!!! (2021年9月30日 6時) (レス) id: 86d19e14d6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蝶々 | 作成日時:2021年9月25日 20時

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