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136. ページ39

直ぐに姉が帰ってきて

姉は何か知ってるのか


一言父が話ただけで直ぐに理解した









姉「で、手紙になんて書いてあったの」


父「会いに来るって…」


母「ダメよ絶対!!!」






また悲劇が起きる!!!

そう叫びヒステリックになる母…







私がいくら不思議そうにしてても

何も教えてくれない…









父「とりあえず…

クリスマスの付近には絶対外に出るな…

約束できるか?」



その言葉に…

クリスマスがその問題の日だ



それが伝わった









けど…









『クリスマスはイブも…私達、教会に行かないと…』


姉「学校で決められてんだ。休めないよ」







生憎姉とは違う教会

でも、一般の人と接触する機会は少ないよ





そう言うと、心配はされたけど

26日に直ぐに迎えに行くと約束した。









そして…









『ねぇ…お願いがある…』



父「どうした」


姉「…」








みんながなんで隠すのか知らないけど

知らない方がもっと嫌だから…









『その日が終わったら…

ちゃんと教えて欲しい…。


なんで私は、自由にさせて貰えないのか…

なんで母さんが、こんなに怯えてて…


私が傷つくよりも知らない方がやだよ…』









私は大丈夫だから









そう言うと、なんとも言えない

苦しそうな顔をする父と姉に







私は「お願い」といって約束してくれた









父「なぁ、あの子とは連絡取ってるのか?」


『ん?あ、うん』






父は、私に多分マンジローについて聞いてる


優しい顔で「そうか」といって









父「あの子は強いからオマエを任せてられる…


…お前が万が一

辛いとか、怖いとか思ったら…

あの子でもいい、助けを求めなさい。」








ひとりで悩むな









そう言って、私と姉はご飯を食べた後部屋に戻された









この長年の謎が

この奇妙な出来事で何かがわかる









私は、そう思っていた…









けど…現実はそんなに優しく無い









祖母「早く会いたいわね」


祖父「アイツには手紙出してくれたんだろうな」


祖母「えぇ…楽しみね」









2人の老人は、久しく帰ってきた家で

懐かしそうに一枚の写真を見ていた








そこには自分たちと彼らの子供

そして…白い彼女が映っていた









祖母「雫さん…会いたいわ…」





**

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蝶々(プロフ) - すんごい嬉しいことばかり…本当にありがとうございます!!! (2021年10月13日 2時) (レス) id: 86d19e14d6 (このIDを非表示/違反報告)
さくらんたん(プロフ) - 泣いてしまった (2021年10月12日 22時) (レス) @page21 id: ce5069be4a (このIDを非表示/違反報告)
和ヲン - 毎日毎日この小説を読むことだけが楽しみですっ!! (2021年10月4日 17時) (レス) id: 69ab80b0b9 (このIDを非表示/違反報告)
あまぬん - すごく面白いし、とてもお上手で読みやすいです!特に夢主ちゃんの設定が好きです!更新待ってます!頑張ってください!!! (2021年10月3日 23時) (レス) @page48 id: cc856e48b6 (このIDを非表示/違反報告)
蝶々(プロフ) - ラバーズさん» ありがとうー!!!これからも頑張っちゃうので、見て言ってね〜!!! (2021年9月30日 6時) (レス) id: 86d19e14d6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蝶々 | 作成日時:2021年9月25日 20時

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