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*
「グサッ」
「…っ…」
「…なん…で…」
父がイカレ振るう刃物は、
旦那を庇う彼女の背中に刺さった。
白い肌に似合わない赤黒い血が
ドロドロと体を伝う
父「な、なんで…きみが…」
母「ばか！なんてことをしてるの!!」
父と母は急いで救急車を呼ぶ
…刺したのあんたたちなのに…
私と夫は急いで2人に駆け寄った
母と父は混乱してフラフラしてる…
「死んじゃダメよ!!!」
「死にたく…ない…」
「なんで…」
「子供達はどうするんだ!!!まだ小さいのに!!!」
「あ…あぁ…しきぃ…A…」
「大きく…なった…姿…見たいのに…」
2人はどんどんと目がうつろ鬱…
もう…ダメかもしれない…
「ピーポー」
「ウー…」
すぐに来た救急車と警察
母と父はすぐに連行され
彼女と旦那さんもすぐに運ばれる
志「ねぇ…パパとママは…？」
『うぅ…』
「2人とも!!!」
私は急いでお願いして2人を連れて病院に行った
2人は緊急手術されたが
旦那さんはすぐに死亡確認がされた
そして…暫くして
医「御家族の方は…」
「この子達です」
医師は子供たちを呼ぶ
それについて行くと
もう、今にも死にそうか彼女がそこにいて
私と夫に…
医「これが最後と思って…お話をしてあげてください」
「はっ？」
「嘘ですよね…!?」
フルフルと首を振る医師に
私達は涙を流したが
子供たちは必死に彼女を呼んでいた。
志「ママ!!!ママ!!!」
『ねぇママ…ママ…』
「…しき…A…」
2人の声に答えるかのように
ギリギリの声で笑顔で答えた
「ママね…もうすぐパパのところに…いくの…」
『Aも行きたい…』
「ごめんね…、…ねぇしき…」
志「何ママ？」
彼女の目からは涙が出てて
ダラっと下がる手に2人は必死に握る
「Aをお願いね…
あなた達には…自由に生きて欲しい…
自分を信じて…大好きよ…2人とも…」
志「ボクも!!!…ね、…ママ？ママ!!!」
『…ママ？』
その後、彼女は死んだ。
2人の子供を残して。
この日…幸せな家族は
…私の家族のせいで…
悲しみに溢れた
＊*
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蝶々(プロフ) - すんごい嬉しいことばかり…本当にありがとうございます!!! (2021年10月13日 2時) (
レス) id: 86d19e14d6 (このIDを非表示/違反報告)
さくらんたん(プロフ) - 泣いてしまった (2021年10月12日 22時) (レス) @page21 id: ce5069be4a (このIDを非表示/違反報告)
和ヲン - 毎日毎日この小説を読むことだけが楽しみですっ！！ (2021年10月4日 17時) (レス) id: 69ab80b0b9 (このIDを非表示/違反報告)
あまぬん - すごく面白いし、とてもお上手で読みやすいです！特に夢主ちゃんの設定が好きです！更新待ってます！頑張ってください！！！ (2021年10月3日 23時) (レス) @page48 id: cc856e48b6 (このIDを非表示/違反報告)
蝶々(プロフ) - ラバーズさん» ありがとうー!!!これからも頑張っちゃうので、見て言ってね〜!!! (2021年9月30日 6時) (レス) id: 86d19e14d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蝶々 | 作成日時：2021年9月25日 20時
