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*
*
あれから8年後
私は、結婚して
夫に似てキリッとした女の子
私達夫婦は勿論、両親や祖父母は喜んだ。
その間、兄は数回帰っては来たものの
ほとんど顔を合わせてはいない
そして、彼女も来なかった
そして、4月
兄は帰ってきた
彼女と、小さな男の子を連れて。
「お久しぶりです…おら、挨拶」
志「こ、こんにちは」
「あら、会いたかったわ〜!!!…その子は？」
「息子の志輝です。」
志輝と名付けられたその子は、
彼女と同じ白い髪を持ち黒い瞳を持っていた。
両親はその子を見て
兄と彼女の子供だと喜んだ。
たけど…
「…ねぇ、兄貴。話がある」
「あ？あぁ」
私は兄と二人で話した
彼女には私の娘の面倒を少し見てもらう
2人きりになった事を確認すると
私はすぐに話をした
「あれ、本当に兄貴とあの人の子供？」
彼女の綺麗な青い瞳とは異なる黒い瞳
確かに兄の瞳と同じだが、輝きが違う気がした
兄は私の質問に驚きながらも
すぐに話してくれた。
「あの子は俺の子じゃない。
アイツと俺のダチの子供だ。」
「他の人との？…で、でもなんであの子をここに!?」
普通、つれてこないでしょ!?馬鹿なの？
そう言えば、「わってる！」と
焦る様子から何か考えのあっての事だと分かった。
「志輝を連れてきたのは、皆に諦めてもらうためだ！
あの時、アイツの腹には既に志輝がいた
なのにあんな約束を…バカだ…」
「っ!!!」
だから、だから早く!!!
そう言って兄は急いで真実を伝えに行った。
だけど、誰一人として聞き入れようとはしなかった。
その日、3人は静かに家を去った。
家族は大荒れ
連れ戻せと言い始めた。
私は呆れ、夫にも不思議がられた
何故彼女にそれほど執着するのか。
あの後、私の元に連絡があった。
彼女からだ。
それは、謝罪と息子を私の娘に合わせたいという事
私も彼女に会いたかったので
それを承諾した。
後日会った彼女は私を家に招待してくれた。
大きくて白いお家
そこには彼女は勿論、志輝くんと旦那さんもいた
彼は、薄いグレーの髪に黒い瞳のカッコイイ人
彼女にはピッタリの優しい旦那さんだった
＊*
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蝶々(プロフ) - すんごい嬉しいことばかり…本当にありがとうございます!!! (2021年10月13日 2時) (
レス) id: 86d19e14d6 (このIDを非表示/違反報告)
さくらんたん(プロフ) - 泣いてしまった (2021年10月12日 22時) (レス) @page21 id: ce5069be4a (このIDを非表示/違反報告)
和ヲン - 毎日毎日この小説を読むことだけが楽しみですっ！！ (2021年10月4日 17時) (レス) id: 69ab80b0b9 (このIDを非表示/違反報告)
あまぬん - すごく面白いし、とてもお上手で読みやすいです！特に夢主ちゃんの設定が好きです！更新待ってます！頑張ってください！！！ (2021年10月3日 23時) (レス) @page48 id: cc856e48b6 (このIDを非表示/違反報告)
蝶々(プロフ) - ラバーズさん» ありがとうー!!!これからも頑張っちゃうので、見て言ってね〜!!! (2021年9月30日 6時) (レス) id: 86d19e14d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蝶々 | 作成日時：2021年9月25日 20時
