99. ページ2
エマside〜
ハロウィンのあの日、
私はヒナと仮装でもして楽しもう
そういう話をしてた。
けど、マイキーとドラケンも…Aも
誰一人連絡が取れなかった。
けど、それが何故かすぐ分かった
その日の夕暮れ
マイキーがドラケンを連れて帰ってきた
私は急いで2人の元に行けば
どこか悔しそうにただふたりが立っていた
ケガをして血を流す…2人が
エ「また、けんかしたの?」
マ「…だ」
マイキーは、なにか言ってたけど
聞き取れない…
もう一度聞いた時、
今何が起きてるのか…知った
マ「場地が死んだ…
それにAが、肩刺されて運ばれた」
エ「…ぇ」
死んだ?…
それに刺されたって…
エ「嘘だよね…」
ド「…いや、ほんとだ」
ケンちんのその落ち着いた声に
私の目から涙が出てきて…
エ「なんで…どうして2人が!!」
マ「ごめん…助けられなかった…」
私達はずっと、その日泣いてた
朝までずっと…
何も出来なかった悔しさと
2人のあの笑顔が頭から離れなくて…
後日、場地の葬式が行われた
そこには東卍の皆もいて…
でも、Aだけはいなかった
場地悲しむよ…
ずっとAの事見てたんだもん…
大好きだったはずだもん!!
あのあと、1本の電話が
マイキーに掛かってきた
それは、女性の声で…
最初は警戒してたけど
その声を聞いた三ツ谷が「Aの姉貴だ!」と言うと
そこにいたみんなが黙り
静かに要件を聞いた
それは、Aの居場所を伝えるもので
昨日の朝ICUから移され一般病棟にいるという
そしてある時間を提示された
それを、あまりにも淡々というから
少し戸惑いながらも、承諾した
次の日の午前中
私とマイキー、ドラケンと三ツ谷
この4人で病院に向かった。
言われた病室に入れば、
そこには、沢山のお見舞い品で溢れた部屋があった
そして…
姉「待ってたよ、」
窓際にいた濃いグレーのボブの女性
そして…そのベットには…
マ「A!!」
三「…っ!!」
エ「ウソ…」
ド「…」
酸素マスクが着けられ
機械に繋がれたAが眠っていた
私たちはその光景に言葉が出なかった
**
1015人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
蝶々(プロフ) - すんごい嬉しいことばかり…本当にありがとうございます!!! (2021年10月13日 2時) (レス) id: 86d19e14d6 (このIDを非表示/違反報告)
さくらんたん(プロフ) - 泣いてしまった (2021年10月12日 22時) (レス) @page21 id: ce5069be4a (このIDを非表示/違反報告)
和ヲン - 毎日毎日この小説を読むことだけが楽しみですっ!! (2021年10月4日 17時) (レス) id: 69ab80b0b9 (このIDを非表示/違反報告)
あまぬん - すごく面白いし、とてもお上手で読みやすいです!特に夢主ちゃんの設定が好きです!更新待ってます!頑張ってください!!! (2021年10月3日 23時) (レス) @page48 id: cc856e48b6 (このIDを非表示/違反報告)
蝶々(プロフ) - ラバーズさん» ありがとうー!!!これからも頑張っちゃうので、見て言ってね〜!!! (2021年9月30日 6時) (レス) id: 86d19e14d6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:蝶々 | 作成日時:2021年9月25日 20時