幼なじみの白い奴~3~【東リベ】

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ベットの高さを変えてもらい

視線を変えてもらう






痛くて天井しか見えなかった景色が



色とりどりに飾られたお見舞い品が目に写る



千羽鶴に綺麗なお花

メッセージが書いてある色紙に




大量の手紙








いや、手紙の量エグくない？









先生が部屋を出てって

すぐに朝ごはんを持ってきてくれた





1人になると、ゆっくりそれを食べながら

手紙を読んでた









先生は、私の症状について



運ばれてきた時、出血多量で一歩遅かったら

死んでたって





刺された肩はすごく深く

左腕に後遺症が残るとの事



命があるだけマシだと言われた。









だからか…

痛いから今は動かさないようにしてるけど

だらん…とする左手に






すこし恐怖を覚えた。









…いや、考えるのやめよう。







私は手紙に視線を戻した







差出人は殆ど学校の人、

同級生や親友がメインだったけど、




後輩からもちらほら。








以前の先輩からもあった



大体が心配するものだったが

途中飽きたのかくだらないことばかり書いてあった









手紙を読み進めていくうちに

「ガラッ」と扉が空いた









そこには…









マ｢…A？｣


ド｢おま…え…っ!!｣


エ｢A!!｣


『おはよう…3人とも』







マンジローとケンちん…そしてエマが来てくれた。









わたしを見ると、

勢いよく走ってきて、



マンジローについては飛びつき

ケンちんは泣きそうな目で｢良かった…｣と

エマに至っては大号泣…









整頓した手紙は

その勢いでぐちゃぐちゃになった









エ｢ずっと寝たきりで…もう目覚めないかと思った!!｣


『心配かけたね』


ド｢ほんとだバカやろ…!!｣


エ｢でも良かった…ほんとに…｣






本気で心配してくれてた

それだけでとても嬉しい







ケンちんから、色々罵られたけど

私が眠ってる間何があったのか…







一虎は逮捕され


数日後にケースケの葬儀が行われた

近くに墓地が立てられて





退院後一緒に行こう


そう言ってくれた。









エ｢にしても…マイキー、そろそろ離れたら？｣


ド｢モロ傷当たってんじゃねぇか｣


『いや、上手いこと避けてる←』






入ってきた時からズッと離れないマンジロー







…なんか、会う度会う度こんなんだから

慣れたな←








＊*

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