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それから、母は怒鳴り
父はそれを止めようとすらしない。
…こうなるのも、私が自由を求めたから。
いつも、こうして謝ってる。
けど、
私がこの髪型にして後悔なんて何一つしてない。
母｢あんたが不良だから!!｣
兄｢…｣
母｢あの子は…ずっと…｣
兄｢…それはダメだ!!｣
母｢あんたが否定することは認めない！｣
兄と母は何故か仲が悪い
多分きっと全て私のせい。
だから…
私がこの状況を何とかしないといけないんだ。
私は、兄に手をあげようとするその隙を狙い
庇うように間に入り…
【バシッ】
｢｢｢｢!!｣｣｣｣
私の頬に当たったその手
母｢A!!あなた！なんてことを…!!｣
兄｢大丈夫か！｣
少し、顔は痛いが
私は母の視線を得ることが出来た。これで…
母｢ごめんなさい…｣
『私こそ…ごめんなさい』
私を抱きしめ、言い合いはとまった
そして、
母｢もう、こんな事やめてちょうだい。
これから先、髪を伸ばしなさい。
勝手に切るなんて二度と許さないわ｣
『はい…わかりました…』
母の言葉はもはや呪い
私の自由を徐々に奪っていく。
父｢もう、やめにしよう。
ほら、夕食を食べよう。
お前たちの好きな物あるぞ？｣
父は、優しい…けど、この母をとめない
1回とめたことはあったが
自〇未遂を母が起こしそれ以降、
何も出来なくなったのだ。
『志輝にぃ…ごめんない…』
兄｢お前は、もっとわがままになれ｣
姉｢…そうね｣
｢さぁ食べよう｣とさっきの事が
なかったかのように
この家の日常は帰って来る。
こんな家が…私にとって普通だった。
黒髪の母と、
濃いグレーの髪を持つ父と姉
そして2人の白髪を持つこの兄と妹
不思議な家庭は
この時の私には
違和感を感じられないほど
当たり前だった。
ーーーーーー
ーー
兄side
兄｢これ以上…Aから自由を奪わないでくれ｣
姉｢私も…あの子には…幸せになってほしい｣
何年前か、
この家に連れられてきた時から始まった。
白く美しいと言われる僕達兄弟の髪は
義母に気に入られ
幼かったAは、今では義母の人形
兄｢いつか絶対…自由にさせてやるからな…｣
姉｢協力する｣
大好きな妹のために
＊*＊
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蝶々(プロフ) - 佐倉茜さん» そうです！｢ごめんなさい｣です!!めっちゃマッハで書いてたので誤字凄くあります！また見つけたら直しておきますね！教えてくれてありがとう〜！ (2021年10月3日 15時) (
レス) id: 86d19e14d6 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉茜(プロフ) - あの､､､｢ごめんさい｣って｢ごめんなさい｣じゃないんですか？ (2021年10月3日 11時) (レス) @page6 id: ca7016ccde (このIDを非表示/違反報告)
蝶々(プロフ) - 消化器さん» ごめんなさいー！「食いさし」でしたね!!!直しときます！教えてくれてありがとう！ (2021年9月29日 21時) (レス) id: 86d19e14d6 (このIDを非表示/違反報告)
消化器 - すみません、 食いしゃし って何ですかね？ (2021年9月29日 18時) (レス) @page15 id: 32bfa4335a (このIDを非表示/違反報告)
蝶々(プロフ) - 凜音さん» めっちゃ嬉しい…（語彙力低下中） (2021年9月25日 11時) (レス) id: 86d19e14d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蝶々 | 作成日時：2021年9月16日 22時
