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私は時計を確認すると
もう既にいい時間で
お見舞いだけと言ってきたからそろそろ帰らないと
『んじゃ、今日は帰るよ』
私がそう言って立ち上がると
真剣な顔をしたマイキーが、私の腕を掴んだ
マ「送る」
『それはダメだよ。』
マ「なんで」
『あの頃、そして1年前の事件で
私の親は私に執着している。
みんなの姿を見たらどうなるか…分からないんだよ』
だから、許して
とゆっくりと手を離す
マ｢なぁ、なんでお前の親はそこまで…｣
『異常なのはわかってる。』
私はここで、私の家族について話すことにした。
『私は、物心ついた頃から
自由に外に遊びに行くことが出来なかった』
ド｢病気かなんかか？｣
『ちがう。母がそれを許さなかった』
その間、私はたくさんの本を読んだ
楽器を演奏した
あらゆるものに手を出した
『母は、私のこの白く長い毛が好きだった。』
三｢確かに…綺麗だしな｣
『そんなある日、
志輝にぃは、私の手を引っ張って
外に連れ出してくれてんだ。怒られるの覚悟で』
…怖かっただろうに。
『私をエマに合わせる為に』
ド｢エマ…にか？｣
『そう。
でも、その日エマはいなくて、
変わりに現れたのがマンジローだった。』
マ｢それがあの日…｣
そう。
その日から…
『私は、マンジローに出会えたから
外の世界が楽しいって知った。
未知の世界に興味が湧いた、
…でもね、1つ問題があった』
マ｢それが、男子と嘘ついた理由か。｣
『正解。
だって、女子だとマンジロー遊んでくんない
そう思ったから髪を切った』
見ててわかるんだよ。
長くいるから。
それから、私の努力やら
志輝にぃのこと
シンイチローくんのこと
ところどころ省いたけど
私は今までの全てを話した。
『…だからね。
今も、ハッキリと自由だとは言えない
でも、私だって成長してる
ズルい考えだって出来るようになったんだ』
だから、会おうと思って私は会えない
『だからさ、忘れられると辛すぎるんだ』
マ「なら…もう、消えるな、嘘をつくな」
『…善処する』
今日は名残惜しいけど、
急いで帰宅する時間
後ろを振り返らずにその場を後にした。
次会える日まで
早く会いたいな。
＊*
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蝶々(プロフ) - 佐倉茜さん» そうです！｢ごめんなさい｣です!!めっちゃマッハで書いてたので誤字凄くあります！また見つけたら直しておきますね！教えてくれてありがとう〜！ (2021年10月3日 15時) (
レス) id: 86d19e14d6 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉茜(プロフ) - あの､､､｢ごめんさい｣って｢ごめんなさい｣じゃないんですか？ (2021年10月3日 11時) (レス) @page6 id: ca7016ccde (このIDを非表示/違反報告)
蝶々(プロフ) - 消化器さん» ごめんなさいー！「食いさし」でしたね!!!直しときます！教えてくれてありがとう！ (2021年9月29日 21時) (レス) id: 86d19e14d6 (このIDを非表示/違反報告)
消化器 - すみません、 食いしゃし って何ですかね？ (2021年9月29日 18時) (レス) @page15 id: 32bfa4335a (このIDを非表示/違反報告)
蝶々(プロフ) - 凜音さん» めっちゃ嬉しい…（語彙力低下中） (2021年9月25日 11時) (レス) id: 86d19e14d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蝶々 | 作成日時：2021年9月16日 22時
