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ジェミンside
いつの間にか、長い年月が過ぎてたみたいだ。
「よっ、よろしくお願いします…！」
僕が女の子の教育係なんて…
そういえば……
ヌナが僕の教育係だった時、
どんなことを教えてくれたっけ、？
JM「おー、よろしくねー」
僕が仕事がどれだけ遅くても、見守ってくれたのは、
ヌナだけだった。
周りの先輩は、先輩の仕事もあるからって、
遠回しにされがちで、
それで仕事貰って、遅くて、
ジェノと一緒に怒られることも、よくあった。
でも、ヌナが仕事についてくれた時、
怒られることは一度もなかった。
ヌナは他の人に比べて倍の仕事量があるはずなのに、
どうして、僕たちをこんなにも、見守ってくれたのか、
――
JM「ぬなぁ、教育係って難しいんだねぇ」
「お？ジェミナも先輩してるじゃん！」
先輩って、大変なんだなぁ、
「後輩が、出来ない仕事が出来るようになっていく成長具合がすごいんだよ〜、若い子ってすごいんだからね、」
凄いしか言わないじゃん。
「自分の教育係だった人はな〜んにも教えてくれなかったから、自分の後輩には絶対、ちゃんと仕事教えてあげようと思ってたからね」
「先輩には責任があると思うんだよね、」
「ジェミンもその後輩ちゃん、可愛がってあげなきゃね」
ヌナが教えてくれたこのバトン、
僕が繋ぐ番だ。
――
JM「ここは、こうした方が…」
「本当だ、凄いですね！先輩、ありがとうございます！」
この子は他の子たちに比べて媚び売ってこないし、
何より仕事に対する情熱があった。
「ジェミン先輩が、教育係で本当によかったです！」
いつも、ストレートに感謝を伝えてくれる彼女は、
本当に輝いてた。
まるで、初めて難しい仕事をやり終えた僕を
褒めてくれたヌナみたいに、
俺、教育係なってよかった。
JM「うん、僕もなれてよかったよ」
「……？」
この後輩ちゃんを、半月後には溺愛しまくるナナに
なっちゃうお話はまた今度ね…笑
あ、ちょっとだけみたい？
JM「ねぇねぇ〜♡」
「ジェミン先輩、本当に何なんですかね？」
JM「早くオッパって呼んでよ♡」
「ぜっっっっっっっっったいに嫌です。」←
ジェミンver Fin
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作者名：りゅか x他2人 | 作成日時：2021年12月30日 11時
