15輪 ページ15
─
You side
JM「今日は楽しかった、ありがとうね？付き合ってくれて」
「あ、うんっ、私も楽しかった」
私の家へ帰る道を2人で並んで歩く。
ジェミンくんはいつも車道側を歩いてくれる。
そのさりげない仕草に、彼が誠実で寛容で、愛がある人であることが伝わってくる。
突然立ち止まったジェミンくんに気づかないまま、
とぼとぼと前を歩くと、
JM「俺のこと、」
JM「ちょっとは、気になってる、？」
JM「ちょっとは、見てくれてる、？」
期待を含んだ瞳を、私に向けた。
私は……、
「わたしは、恋を知らない、から……」
「この気持ちが恋なのかは、分からない」
そう答えたらジェミンくんは、そうだよね、って笑った。
違うんだよ、ジェミンくん。
私は君が嫌いなんじゃない。
「好き」が分からないんだ。
それだけは、分かって欲しくて。
勘違いは、して欲しくない。
「でも、」
「ジェミンくんは、私を暖めてくれるの」
JM「暖める、？」
「一緒にいると、初めての感覚なの、」
「その気持ちが恋かどうか気づくまで、」
"待っていてほしい"
そう言おうとしたら、
JM「気づくまで、一緒にいてもいいかな？」
その時にはもう、さっきまで後ろにいたジェミンくんは私の目の前にいた。
身長のせいで、必然的に目線が上になる。
さっきよりも、期待に溢れた瞳を見れば、どくん、と体温が上がる感覚がした。
「ぃいよ、ジェミンくんが、私に恋を教えて、？」
そこから2人で帰るまで、どくどくとなる心臓に気づかないふりをした。
─
「ろんじゅな、あのね、」
次の日、ロンジュンを私たちが学生時代から通ったカフェへ連れてきた。
「全部奢ってあげるから」ていう言葉をかけてあげれば絶対、着いてきてくれるのを知っているから、
「奢ってあげる」って言ったら、
RJ「お前、人間は「奢ったげる」って言ったらホイホイ着いてく生き物だと思ってんだろ？」
RJ「俺らは友達！！！！！そんな関係じゃねぇ！！」
と叱られてしまったので、
「今度からは普通に誘うね！」と言ったら天使みたいに微笑んでた。
「ロンジュン、そんな怒ってたら寿命縮むよ」
RJ「お前もそんなフワフワしてたらどっかの狼に喰われっぞ？」
「おおかみ……？？」
RJ「そこに引っかからなくていい」
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りゅか(プロフ) - ミユウさん» お返事遅くなってすみませんでした🥲ジェミンの元カノさんにやって垢抜けしましたが…顔とか見た目だけ謝名湫中身まで愛してくれるジェミンが描けて私自身大満足です…読んで下さりありがとうございました💕💕 (2022年10月8日 2時) (
レス) id: 190824c430 (このIDを非表示/違反報告)
りゅか(プロフ) - 美由紀さん» お返事遅くなってすみません💦無事完結いたしました〜！！ワクワクしながら待ってくださってたなんて🥲嬉しすぎます！ありがとうございました🫶💕 (2022年10月8日 2時) (レス) id: 190824c430 (このIDを非表示/違反報告)
ミユウ(プロフ) - 早くメイクか何かして垢抜けて自信持って欲しいです笑 続き待ってます！ (2022年9月14日 22時) (レス) @page31 id: 2c9d9d2bdf (このIDを非表示/違反報告)
美由紀 - 初めまして！初めから読んでいたのですが、続きが気になって一気に読んでしまいました(^^ゞこれからのジェミンくんとの恋、どうなるのかワクワクしながら待っています❤️続き頑張ってください😄 (2022年9月12日 3時) (レス) @page27 id: 014731a47c (このIDを非表示/違反報告)
りゅか(プロフ) - 来世はインジュン嫁さん» わ〜！！！嬉しいです！！！テガルに入れ替わってたお話を書いてる方なんですね！！私も見てます！！すごい面白くて大好きです♡コメントありがとうございます💕🫶 (2022年9月2日 21時) (レス) @page15 id: 190824c430 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りゅか | 作成日時：2022年8月17日 13時
