たまには ページ6
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「ごめん！お待たせした！」
福「あんま待ってへんよ笑 行こや〜」
デビューしてから、ありがたいことに忙しくさせてもらっていて、同期である大晴に全然会えてなかった。
『今週末俺東京やけど、A空いてんの？』って連絡がなければ、きっと会ってなかっただろう。
だって大晴に話したいことだってあるし、そろそろ会ってあげないと大晴が可哀想。
福「今日も飲みでええ？」
「もっちろん！今日食べた焼肉弁当、絶対ビール合うやつやなって思ってから、ずっと飲みたくてしゃあないねん。」
福「相変わらず発想が酒呑みやなあ…」
待ち合わせ場所からさほど遠くないお店に到着し、まずは注文。
届いたビールで乾杯をして、最近の関西はこうやでとか、Aぇでこんなことしたいんよなとか、大晴が沢山話してくれる。
これもいつものやりとり。
でも、今日はちょっといつもと違うことを話してみちゃおう。
「あのさ大晴」
福「え、なに。なんか怖いんやけど今の声のトーン。」
「ちょっと相談したいことがありまして」
福「なに？！怖いねんけど！お前俺に相談とかせえへんやん！！！」
いやその通りやけど。
そんな驚かなくてもいいやん。
と言いたい気持ちをグッとこらえて、本題に戻る。
「…恭平が私のこと好きらしいんやけど、私どうすればええ？」
福「いやそんなことかい。」
「そんなことってなに？！私めっちゃ悩んでんねんけど！」
福「むしろなんで気づいてなかったん…関西の中では有名な話やけどな。」
「それすら知らんですけど。」
大晴の話によると、どんだけかわいい女優さんと共演しても連絡先絶対交換しないし。
あんなにモテることを自慢してるのに、高３のときのバレンタインは私以外のチョコを断ったという。
しかも、アップルウォッチの充電を全くしないのは、初期設定の段階で私をホーム画面に設定してしまったから、
私にバレるのが恥ずかしくて充電してないらしい。
「ねえ…私の知らん話ばっか一気に出さんでくれるかな…」
福「あっはは！Aがずっと気づいてなかったんもおもろいけど、気づいたあともおもろいなあ笑」
「おもろくないよ…こっちは真剣やねん…」
福「でもあいつ、言うつもりないとか言うとったのにな。」
「え？」
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ゆ - 続編おねがいします。 (2023年1月4日 15時) (
レス) @page20 id: cf41c30705 (このIDを非表示/違反報告)
梅原裕(プロフ) - うわぁー！好きすぎる！更新ありがとうございます😢頑張ってください!! (2022年11月13日 10時) (レス) @page16 id: 0d3bb14795 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこ。 | 作成日時：2022年9月26日 19時
