LastStory ページ28
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「それじゃあ、ユリオとAのGPF優勝を祝して！かんぱーい！」
勇利が珍しく乾杯の音頭をとる今夜。
時は過ぎてGPFは終わり、私達はあの日の宣言通り優勝してしまった。
未だに実感はわかなくて、起きたときとかふとしたときに手をつねってる。
それでもやっぱり痛みは感じるから、夢じゃないんだな…。
「おいA」
「どうしたユリオ」
「外出ようぜ。」
「え、なんで？」
「こいつら酔いすぎてめんどくさい…」
ご飯を食べるのに夢中でユリオに目を向けず話をしていた私は、彼の方に目をやる。
彼が気力のない声で外に出ようという理由は、確かにそこにあった。
「うん…出よっか」
ユリオに寄りかかったり抱きついたりするヴィクトルと勇利。
全てを察した私は、ユリオから二人を引き剥がして外に出る。
「うっ、寒い…」
「お前こんなんで寒いのかよ」
「寒いに決まってるじゃん…」
「…ほら。」
ほら、と言いながら彼は私に手を差し出した。
どうしたのと聞けば、強引に私の手を取りポケットに繋いだ手を突っ込んだ。
その行動を数秒後に理解した私は、顔を真っ赤にした。
「え、あ、や、ちょ。」
「なに、まさか照れてんのか？」
「うっさい！」
「…なあ、告白の返事保留されっぱなしなんだけど。」
ユリオがいきなりそんなことを言い出すものだから私はさっきよりももっと顔を赤くする。
ああもう、今の私から察してよそこは…！
「わかんないの！？」
「わかんないからちゃんと口で言えあほ。」
「うぐっ………わ、たしもすきだよ。」
目を逸らして顔を真っ赤にして声を震わせそう言えば、彼は嬉しそうに笑って私を抱きしめた。
「俺も。」
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サキ - Store 15 のロシア語間違ってる…多分…「お前のこと好きになったかも」ってユリオの気持ちですよね？でしたら「Не」の意味の「Он 」はつかないかと思いまして…… (2022年4月24日 5時) (
レス) @page18 id: 8d2462e088 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ。(プロフ) - 神なっくさん» コメントありがとうございます。フィギュアに関して無知な状態で調べながらの作品制作だったのですが、不安になり先程調べたところそのような情報は見られませんでした。もし、私の調べ不足でしたら申し訳ありません。場合によっては作品を消すことも検討致します。 (2018年2月27日 21時) (レス) id: 299596da93 (このIDを非表示/違反報告)
神なっく(プロフ) - 確か女子の公式な大会では四回転は認められてないはずですよ。 (2018年2月25日 11時) (レス) id: d5f7d428bf (このIDを非表示/違反報告)
ねこ。(プロフ) - 兎羽 兎さん» 兎さんありがとうございます！兎さんの好みに合ったら嬉しいです…！ (2017年7月7日 21時) (レス) id: 299596da93 (このIDを非表示/違反報告)
兎羽 兎(プロフ) - 完結おめでとうございます！！文才……分けて欲しいです（笑）ねこ。さんの新作が私の好きなものなら喜んで見ます！！ (2017年7月7日 20時) (レス) id: cd60dd09c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこ。 | 作成日時：2017年2月23日 22時
