Story9 ページ11
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朝、目が覚めると部屋にユリオが見当たらなかった。
あれ…というか私、いつの間にか寝てたのか。
うーん、昨晩のことが思い出せない。
確かユリオと同じ部屋で寝ることになって、雷が鳴って…
「あああああああ？！？！」
「っんだよ、朝からうるせえなぁ。」
「ゆ、ユリオいたの？！」
「今温泉から戻ってきた。走ってきたからさっぱりした。」
そう話すユリオは髪が少し濡れている。
雨も止んでるみたいで、なるほど選手だから走るのかとか思った。
私も走るべきなのかな…。
とか今はそんなこと考えてられない。
思い出しちゃったよ、昨晩の出来事…。
「…ユ、リオさ。」
「あ？」
「私のこと、抱きしめて、た？」
心なしか、私の部屋着がユリオに似た匂いがする。
会って1日でこんなに仲良く？なれたのも奇跡だよなぁ…
でも、ハグは予想外すぎる。
「は、はあ？！？！んなことしてねえし！！なに変なこと言ってんだブス！！！」
「ブスとはなによ！！！？」
「うるっせ、デブ！！！」
「デブは勇利でしょ？！？！」
「ああその通りだつまりお前はブス！！！」
くだらないやり取りをしながら、私たちはお互いを睨みつけながらご飯を食べるために廊下を歩く。
あぁもう、むかつくなあ。
せっかく…夜はありがとうって言おうと思ったのに。
本当はそんなことしたくないのに。
私は反射的に朝ご飯とリンクへの移動中、ユリオに話しかけられても無視し続けていた。
ユリオは、なにも悪くないのに。
私がただただ子どもで、昨晩あったことが恥ずかしいだけ…気になるだけ、なんだからさ。
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サキ - Store 15 のロシア語間違ってる…多分…「お前のこと好きになったかも」ってユリオの気持ちですよね？でしたら「Не」の意味の「Он 」はつかないかと思いまして…… (2022年4月24日 5時) (
レス) @page18 id: 8d2462e088 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ。(プロフ) - 神なっくさん» コメントありがとうございます。フィギュアに関して無知な状態で調べながらの作品制作だったのですが、不安になり先程調べたところそのような情報は見られませんでした。もし、私の調べ不足でしたら申し訳ありません。場合によっては作品を消すことも検討致します。 (2018年2月27日 21時) (レス) id: 299596da93 (このIDを非表示/違反報告)
神なっく(プロフ) - 確か女子の公式な大会では四回転は認められてないはずですよ。 (2018年2月25日 11時) (レス) id: d5f7d428bf (このIDを非表示/違反報告)
ねこ。(プロフ) - 兎羽 兎さん» 兎さんありがとうございます！兎さんの好みに合ったら嬉しいです…！ (2017年7月7日 21時) (レス) id: 299596da93 (このIDを非表示/違反報告)
兎羽 兎(プロフ) - 完結おめでとうございます！！文才……分けて欲しいです（笑）ねこ。さんの新作が私の好きなものなら喜んで見ます！！ (2017年7月7日 20時) (レス) id: cd60dd09c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこ。 | 作成日時：2017年2月23日 22時
