STORY10 ページ11
望side
最近、ある女が俺に告白してきた 。
まあ、もちろん答えはNO!!
俺が女と付き合うわけない
好きにもならない
この時はそう思ってた
次の日
俺を曲がり角で誰かとぶつかった
「大丈夫ですか?」
この声やっぱ昨日の女だ
なんだよ、振られたからってこういうことする?
俺はそう思ってた
けどその女は俺を見ると嫌な顔をした
は?なにこいつ
昨日は俺に「大好きです」とか言ってたのに
今はあきらか、俺のこと「嫌いです」って
顔しやがって
腹が立った俺をその女に壁ドンをした
キュンとしただろ?ニヤリ
って思ってた俺が馬鹿だ
その女余計嫌な顔をしていた
すると
「何してんの?」
その声は流星で
心なしか、顔がこわばっていた
ふーん。流星この女のこと好きなんだ。
俺は確信した。ずっと流星といるけど
あんな顔見たことない
俺には関係ない
そう思うはずなのにどこか心が痛い。
は?なんで?
なにこの苦しさ
放課後、コンビニに買い物に行く途中
あの女と流星が仲良さそうに話してた
あの時との表情とは全然違う 。
あ、まただ
また心が痛い。締めつけられるように。
あの2人がどこに行くか気になって
俺は流星に話しかけた
2人はこれから駅前のケーキ屋さんに
行くらしい
もう1つわかったことは名前
Aっていう名前
俺が名前を呼ぶと
こいつ無視しやがった
でもその表情は少し可愛かった
何故素直になれず
反対の言葉を言ってしまった
怒ったAは
流星とケーキ屋さんに言ってしまった
ああ〜聞かなきゃよかった
後悔した 。
後悔した?
なんで?俺には関係ないじゃん
ああー、わかんねえよ
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作者名:恋する乙 | 作成日時:2017年4月23日 11時