緑の片割れは赤とニコイチ。【ヒロアカ】 (ページ22)

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個性《22》　中学生ページ22

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「今日は俺のライヴにようこそー!!!」

「エヴィバディセイヘイ！」

急に教壇が光ったと思ったら大人気プロヒーロー
プレゼントマイクがいた...のだがそのテンションの高さに私達は置いてけぼりだ。

「こいつぁシヴィー!!!!!受験生のリスナー！」

「実技試験の概要をサクッとプレゼンするぜ!!アーユーレディ!?」

やっぱシーンってなるよな。
1人を除いて。

緑谷「ボイスヒーロー「プレゼント・マイク」だ！すごい...！！ラジオ毎週聞いてるよ。感激だなあ。雄英の講師はみんなプロヒーローなんだ」

隣からブツブツと...。

爆豪「うるせぇ」

『うるさい』

デクのブツブツで気は散ったが、プレゼントマイクの説明に集中する。

この後は模擬市街地で10分間仮想敵を倒す...らしい。
でもそれだけだと内容が薄く無いか？
それとも敵がとてつもなく強いとか。

ちなみに市街地番号は勝己がA.デクがB.私がCだ。

私がもう1度用紙に目を通している時。
デクが眼鏡くんに注意を受けていた。

プレゼン終了直前、私達受験生はプレゼントマイクから雄英高の校訓をプレゼントされた。

「"Puls ultra"!!それでは皆良い受難を。」

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私は勝己達と別れ試験会場C行きのバスへと乗った。

今回の試験は持ち込み自由。
だから遠慮なく持ってきた。

私の装備は手榴弾と近距離と遠距離の銃、火薬を込めた銃弾を持ってきた。

あ、これは実物じゃなくて事前に創造で作ったよ！

今回の作戦は前半戦と後半戦に分けて考える。

前半戦はビルの上などで遠距離から敵の頭を撃ち抜く。

後半戦は下に降りて近距離で撃ち抜く。またはコピーの個性を使い至近距離戦。

服装は黒と青をベースにした動きやすい格好にしている。

近距離銃と手榴弾、銃弾は腰に巻きつけたウエストポーチに入れ、遠距離銃は背中にからうような形で付けた。

これでいけるはず。0P敵は気になるところだが。
まぁ、他の敵よりちょっとでかいぐらいでしょ。

「ハイスタートー！」

作戦の再確認をしていた私に降りかかったのは前触れのないスタートの合図。

抜き打ち制だとは思わなかった。
とりあえず誰よりも先に走り出すしかない。

よかった。私は今ぶっちぎりの1位！
まだあっけに取られてる人だっている。

「賽は投げられてんぞ!!?」

プレゼントマイクのこの言葉で皆やっと動き出した。

よし。幸先いいよ！

さぁ、バンバン倒して行こう！
思う存分ね！