緑の片割れは赤とニコイチ。【ヒロアカ】 (ページ20)

今日:22 hit、昨日:5 hit、合計:209,820 hit

個性《20》　中学生ページ20

.

ヘドロ事件から約1ヶ月。

私は勝己と一緒に体力づくり等の雄英受験運動に励んでいた。

励んでいるのだが...

爆豪「てめェ体力無さすぎなんだよ」

そう。私は人より体力が無いしつきにくい。

『体力が無いと創造の方は使えないのに』

爆豪「とりあえず人並みぐらいになれるまでひたすら運動だ」

『だね』

だが、体力がない代わりに勝己と一緒に鍛えた反射神経、瞬発力、思考力、先読み等は戦ううえでとても大事なものなので結果オーライ？

まぁ、運動はこんな感じ。

で、勉強は2人とも得意なので特に問題はない。

爆豪「あとてめェはコピーの種類も増やさなきゃいけねぇだろうが」

『あ゛、忘れてた〜』

爆豪「今どんぐらいだ」

『あんたの爆破と小さい頃一緒に遊んだ子達の半冷半熱と青い炎』

勝己には焦凍くんと燈矢くんのことは話してないからな。
まだ言わなくてもいいっしょ。

爆豪「全然ねぇじゃねぇか」

『戦い等で使える個性が全然ないんですー』

そう。私は基本爆破と半冷半熱2つを使っている。

燈矢くんの個性は使うタイミングがなかなか見つからない。

あれほど綺麗な個性は初めて見たし。使うのを少し戸惑う時がある。

それに体力を大量に消費する可能性のある創造はとっておきだ。

＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿

早朝__。

私は体力づくりのため多古場海浜公園に来ていた。
1時間程走りそろそろ帰るかと考えていた時。

奥からデクの声が聞こえた。

気になった私は帰るのをやめて近づくことにした。
もちろん気配を消して。

覗いた先にはゴミを運んでいるデクと......髪の黄色いヘニャっとしたおじさんがいた。

いやいや、どうゆうご関係でいらっしゃって？

でもあのおじさん...なんとなくオールマイトに似てる気がする。

一応写真撮っとこ。

...オッケー。いい感じに撮れた。
バレる前に早く帰ろ。

なんとなく海浜公園に来たらデクの秘密を知ってしまったAであった。