緑の片割れは赤とニコイチ。【ヒロアカ】 (ページ18)

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個性《18》　中学生ページ18

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爆豪「あ、そんなにヒーローに就きてぇなら効率いい方法あるぜ」

爆豪「来世は個性が宿ると信じて...屋上からのワンチャンダイブ！！」

ワンチャンダイブ...。

いつもよりむしゃくしゃしていた私はデクに言ってしまった。

『いいじゃん。やってみなよデク。そっちの方がまだヒーローなれるんじゃない？』

次の瞬間。
デクは凄い勢いで負の感情を混ぜ切った顔をして振り返ってきた。

爆豪「なぁ゛にぃ？」

しかしそれを捻じ伏せるかのように勝己がデクに向かって笑顔で個性を出していた。

しかし、デクはまだ口答えしてきた。

緑谷「...AもAだよ！なんでかっちゃん側に着くんだよ！それに君までそのあだ名でよぶの！？」

...ほんとに無神経。
私に刺さった言葉はあんたにはどうでもいいってか。

てか私いま無意識にデクって言っちゃった？
気をつけなきゃ。

『...僕に構うのは、もうやめてくれ』

私が言葉を発するとデクの肩がほんの少し動いた。
それには構わずに私は怒りを込めてデクを見て言ってやった。

『忘れたとは言わせない。この神経逆撫で野郎』

するとデクは今度こそ何もしなくなったので私達4人は歩き出し校舎を出た。

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私達は自販機でジュースを買い飲みし、路地裏をブラブラしていた。

「勝己よー緑谷とは幼馴染なんじゃねぇの？」

「Aもあいつと姉弟なんだろ？」

「流石に今日のはやりすぎ」

そう言われた勝己は怒りでコーラのペットボトルを蹴っていた。

爆豪「俺の道にいたのが悪い」

『あんぐらいしないとデクは気づかないよ』

...勝己が今蹴ったペットボトル、変な色してた。
緑のコーラとかやばっ。

爆豪「ガキのまま夢見心地のバカはよぉ。見てて腹が立つ！」

爆破した缶まだ燃えてんじゃん。
焦凍くんの右で凍らせておこう。

「じゃあ、気分直しにゲーセン行くか」

「勝己たちも行くだろ？」

3人がゲーセンについて話していたけど今は話す気分になれなくてしゃがんで考え事をしていた。

このコピーの個性便利だよな。

イメトレ的なのさえできれば簡単に使えるんだから。
しかも体力そんな使わないし。

「「勝己！！」」

ん？どうしたんだろ。またチンピラ？

後ろを振り向くと謎のヘドロに取り込まれかけてる勝己の姿があった。