緑の片割れは赤とニコイチ。【ヒロアカ】 (ページ15)

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個性《15》　幼少期ページ15

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その後__。

この家のルールとして決まったことがいくつかあった。

1.他人ではなく家族である。よそよそしくしない
2.爆豪母や爆豪父ことはお母さん、お父さんと呼ぶ。
3.悩み事があったらすぐにいう。

特に大事なルールはこの3つ。
1と2はよそよそしくされたらお母さん達が悲しいからだそうだ。

3は私が詰め込みやすい性格ということを分かった上での約束事だ。

まぁ、他は細かなルールだったから大事なのはこんなもんかな。

あと、あの一件以降少し勝己が甘くなった...気がした。

結局私が爆豪家に住むことになっても緑谷家は何も言わなかった。

いや、言っては来たけど遠回しに是非そちらで住んでくださいって感じだった。

出久とは学校で会うけどたぶん話さないし、大丈夫だよね。

そして私は勝己の家で暮らすことになった。

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数日後__。

私は自分の部屋に置いてあるものを取りに来た。
もちろんお母さんと出久が留守にしてる間に。

とりあえず持っていけるだけ持っていくか。
部屋に元々あったバック類にどんどん詰めていく。

洋服にノートに筆記用具必要になるものは全て持っていく。

そして最後のもの。

『燈矢くんからの手紙。』

あの日から燈矢くんが忘れられない。
だから恋愛なんて出来ないし。

早く16歳になりたいな。