緑の片割れは赤とニコイチ。【ヒロアカ】 (ページ12)

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個性《12》　幼少期ページ12

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小学1年生__。

この頃からかな？
母が出久に甘くなり私に冷たくなったのは。

出久にはオールマイトなどの数々のヒーローグッズを買っていた。

にも関わらず私の趣味などに使うものは買ってくれなかった。

そして事あるごとに「貴方は個性があるから作ったりすればいいじゃない。出久は欲しいものも作れないしなりたいものになれないのよ。」

それって経済的に良くないよね。

でも、今日は久しぶりに出久とかっちゃんとよくいる3人と遊べるから楽しみ！

今日は公園でボール遊びと砂遊びをする。
いまは2人で公園に向かっている最中である！

緑谷「久しぶりに公園で遊ぶね！」

『ね！楽しみ！』

公園に入るとすぐに他のみんなを見つけられた。

『かっちゃーん！！』

爆豪「お、Aー！やっと来たのか！」

他の3人もすでに集まっていた。

そこからかっちゃんと出久、3人とAに分かれて遊んでいた。

『砂の山つくろ！』

「じゃあ俺バケツに水くんでくる！」

『あ、Aと出久のバケツ使っていいよ！はい！』

A達4人は砂場で、かっちゃん達はボールで遊んでいる。

砂で遊んでいるとAの方にボールが絡んできた。

『ん？ボールだ！』

緑谷「A！それ僕の！」

『そーなの？はいどーぞ！』

緑谷「ありがと！」

出久と話していると向こうからボールを持ったかっちゃんがこっちに歩いてきた。

爆豪「出久お前ほんとになんもできねぇな！」

口を開いた瞬間悪口とは...。

するとかっちゃんは出久のバケツを見て私にこう言ってきた。

爆豪「ん？Aそのバケツ貸してくれよ！」

『いいよ！』

何をするのかと思ったら出久の名前の解説をしていた。

デク...か。
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小学2年生__。

今日も公園で遊ぶ。
しかし、今日の遊びはいつもの遊びと少し違った。

かっちゃんが個性を使って遊びだしたのだ。
そしてかっちゃんが爆破で狙う先は出久だった。

少し前からかっちゃんが出久のことを毛嫌いしていたのは知っていた。

でも急に個性を向け出すのは流石にびっくりだよ。

かっちゃんが放った火花はまっすぐ出久めがけて飛んでいく。

そして直撃した。

『出久！？』

Aは出久の近くによった。

『大丈夫？早く傷口洗いに行こう？』

Aは出久の手を掴んで水道に行こうとした。

ああ、これはAがお母さんに怒られちゃうな。

緑谷「ぼくに、僕に触らないで！」

『...は？』