#01 ページ2
人間から流れ出た憎悪や後悔といった
負の感情は「呪い」となり
特に学校や病院などの
大勢の思い出に残る場所に吹き溜まる
そしてやがて…呪霊へ、となっていく__
一一一一一一
『ねぇ、__。
ココは本当に静かだね、平和だ…
山を降りれば空気が汚れてるし、呪いが溢れてる。』
《そうだ。"A"、だからむやみやたらに
ココから出てはいけない危険だぞ》
『ふぅん…呪い、放置していてイイの?
私…祓えるけど』
《
お前が気にすることでもない
__A、お前のその力は狙われる…だから極力使うな。使う時は妾の力を使え、わかったな?》
『過保護なんだから…笑
大丈夫だよ、私たぶん最強だもの!』
『でも、ありがとう…__。』
ぽつりと、囁いた少女は隣にいるモノ…に寄りかかり
ゆっくりと瞼を閉じた__
ここは栃木県 ◯◯町、とある山奥……
唯一、誰もが近づかないと有名な場所。
人間も…呪霊も…勿論、呪術師だって
誰もが踏み入れようとしない禁断の奥地とも言われている
何故ならば此処は____
_特級仮想怨霊"九尾の狐"、が支配しているからである_
続く (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←#00
1人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あずき | 作成日時:2022年4月20日 18時