［MHA］伝説の個性を持つ少女と敵連合２ (ページ47)

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#92 ページ47

『あんた、ヒーローなのに弱すぎ
こんな雑魚でもヒーローになれるとか笑える。』

　

雑「…すいません

(何この雄英生、顔可愛いのに怖すぎる…治療してくれてるのはありがたいけど発言に棘ありすぎ…。)」

『さて…緑谷達も、終わる頃かな〜。』

よいしょ、と立ち上がれば
ちょうど3人がステインを拘束し路地から出てきた。

緑谷「Aちゃん！け、怪我は？！」

　
ボロボロになりながらも、心配そうに慌てて私の方に近寄りそっと頬を撫でる緑谷。

　

『他人より自分の心配、しなよ。』

緑谷「あはは…確かに。でも、よかった君が無事で」

　

そう言いながらふにゃりと笑う緑谷、

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

＿ああ、ヒーローって守るものが多いな
だから…守りきれないモノで溢れかえるんだろう。

(何故、そこまでして他人を心配できるのか
一生かけても私には理解できない。

特別な人ならまだしも…)

　

　

　

　

　

一一一一一一一

　

　

グ「おーい！」

声がして後ろを振り返れば
駆けつけていたグラントリノとエンデヴァーがいた

うわ…エンデヴァーと今会うのはとても気まずｯｯ！

そう言えば轟がプロヒーロー達が
応援に来るとは言ってた、けど…

『(まさか、エンデヴァーが来るとは…oh)』

エ「焦凍、状況は？」

轟「えっと＿＿」

もういいや、私はとりあえず帰ろ←
本当にこいつ(エンデヴァー)が嫌いなの！

状況を説明している轟の横を
スッと通り抜けこの場を去ろうとする

ちらりと下を見れば
気絶し、拘束されているステインがいた。

　

『…無様だなぁ。口だけで大した事ないじゃん
結局ヒーローのたまごに完敗して、痛い奴かよ(ﾎﾞｿｯ)』

エ「何処へいく、貴様。」

　

　

＿ふいに、ぱしっと掴まれた腕

　

『帰るんだよ、文句あんの？
No2止まりのクソ野郎が』

緑「ﾋｨｨｯ？！Aちゃん！
エンデヴァーにそんな口の聞き方ダメだって！！」

私の失言にフォローを青ざめながら入れる緑谷
それにお構いなくヒートアップする私。

その汚い手で許可なく触るな…！

『ここでお前を殺… グ「嬢ちゃん、伏せろ！」

…ｯｯ！！』