［MHA］伝説の個性を持つ少女と敵連合２ (ページ45)

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一一一一一一
　

　

　

轟「…緑谷、こういうのはもっと詳しく書かないと

遅くなっちまっただろ。」

『やっほ〜…』

轟に担がれたまんま、
いよいよ緑谷と飯田がいる場所へ着いてしまった

いい加減降ろしてくれないかな…

てか自分で走れるよ轟くんよ。

ス「次から次へと今日は邪魔が入る…！」

飯「轟くんと、美都里さん？！」

緑谷「な、何でAちゃんも…」

　
『なんでって、こっちの台詞よ！！』

轟「Aはウロウロしてた所を俺が拾ってきた」

緑「拾ってきたって…」

轟「数秒…、意味を考えたよ。
一括の一斉送信で送ってきたから

意味もなくそういうことする奴じゃねｴからお前は

"ピンチだから応援を呼べ"ってことだろ？」

私をスッと下ろし個性を発動する轟

轟「大丈夫だ、数分もすりゃプロも現着する

こいつらは殺させねぇぞ、ヒーロー殺し！」

緑「うぉっ？！」

発動した個性によって、
緑谷達とステインに殺されかけてたヒーローは

私の足元まで転がってきた。

緑「轟くん！そいつに血ｨ見せたら駄目だ！
多分、血の傾向摂取で相手の自由を奪う！みんなやられた！」

なるほど、だから前に黒霧さん動けなかったんだ
そして今もみんな動けない…と。

轟「それで刃物か、俺なら距離を保ったまんま…」

『轟！！危ない！！』

轟「ｯｯ(いつのまにナイフが…！)」

ス「いい友達を持ったじゃないか、インゲニウム」

ステインは目の前の轟に夢中で
まだ私がAとは気付いていない。

　

戦いたいけど、ステインにバレたらまずい。
しかも緑谷達の前で崩壊の個性も使えない。

　
…とりあえずは
まずこいつらの治療が先か？

　

　

『(ﾁｯ不本意だけど。)

轟がステインの気を引いてくれてるうちに
みんな治療するね！』

1番酷い怪我をしている
飯田に近寄り、手を伸ばすと

　

飯「何故、三人とも何故だ…！
やめてくれよ…兄さんの名前を継いだんだ

そいつは僕が！！」

と、恐ろしほど敵みたいな顔つきしていた

そんな顔でヒーローを名乗るなんて
殺られても仕方が無いわ。

　

『弱いくせに…ブツブツとうるさいな
殺されたいか？！飯田ァ』

　

人が治療しようとしたのに断るし、

　

あまりにもむかついたので
飯田の思いっきり頭を踏みつける

　

緑「ひぇっAちゃん？！」