［MHA］伝説の個性を持つ少女と敵連合２ (ページ15)

今日:10 hit、昨日:20 hit、合計:50,439 hit

#61 ページ15

AM7：50

『いたたた…。私とした事が階段から落ちるなんて情けない…。』

　

起きた後は、トレーニングしたりやったけど
頭の中は夢で見た弔でいっぱい。

今日は弔の顔は恥ずかしくて見れなそうだから

行きたくもない学校に早めに向かうことにした。

　

　

　

　

　

『昨日といい、今日といい…ついてなさすぎるよ。

…ん？？』

　

まさかの前方に緑頭のモサモサを発見！！

あああもう本当についてない私。見つかる前に行く道を変えよう。

緑「あ、Aちゃん…！」

『イヤアアアア！』 ((ＯＭＧ！！))

緑「に、逃げないで！なんで逃げるの？！」

こうして、謎に緑谷出久と私の鬼ごっこが始まったのだった。

　

　

一一一一一一

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

『はぁ…はぁ…』

緑「はぁ…もうなんで逃げるの…。」

あれからずっと鬼ごっこが始まり気づけば学校目前。
一体何をしてたんだ私は。

　

結局仲良く一緒に登校みたいじゃん←

『君が追いかけてくるから！！』

緑「Aちゃんが逃げるからだよ！」

『なんか用？ストーカー？』

緑「いや、用があったわけじゃないけど…(一緒に学校行きたかった。だなんて言えるわけない…。やっぱり側からみたらストーカーだよね…。)」

その時。

なにやらｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮと言っている緑谷の横を黄色い物体がものすごいスピードで通り過ぎた。

飯「おはよう！緑谷くん！もうHR、5分前だよ！」

緑「ｯおはよう！飯田くん！えっまだ5分もあるよ？！Aちゃん行こう！」

『ちょっ緑谷。』

走って来た1年A組の飯田天哉に釣られ、私の腕を掴み緑谷も後を追う。

(何よ、朝から…。

手に触れてたら君は死ぬよ？)

なんて、思いながら黙ってついていけば
あっという間に下駄箱。

　

緑「そうえば飯田くん…、お兄さんは…。」

その一言で少し場の空気が変わった。

　

　

『(お兄さん？)』

飯「緑谷くん、大丈夫だ。気にしないでくれ。僕は平気だから。」

そう言い、飯田は先に教室に向かってしまった。
横をチラりとみればなんとも言えない表情の緑谷。

何かあったのかな…？
確か、飯田のお兄さんってヒーローだった様な。

『…飯田のお兄さん、何かあったの？』

緑「"ヒーロー殺し"に…。」