［MHA］伝説の個性を持つ少女と敵連合２ (ページ11)

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『黒霧さん！お願いしますッ！』

足がつかないように細心の注意を払い雄英高校から少し離れた裏路地に行き私は黒霧さんを呼んだ。

　

　

黒「Aさん、お疲れ様です。
無事に帰って来れて何よりです。死柄木も首を長くして待っていましたよ。」

　

　

と、聞こえた瞬間に
黒霧さんのワープゲートがぶわっと現れる。

やっと帰れるよツカレタ。

黒いモヤに包まれ、パッと目を覚ませばあっという間にいつものBARだ。

死「A！！！」

『とむらぁあああ！会いたかった！』

目の前には大好きな弔がいて、
思わず走って飛びつく。

たかが、約数十時間くらい離れただけで
奇跡の再会並みにアツいハグをかわしている私達に

黒霧さんはやれやれと呆れている←

　

死「A、ゴミ共に何もされていないか？怪我してないか？ご飯は食べたか？学校はどうだったんだ？」

『まっ、てとみゅら、いひゃいっ！』

　

ハグしたと思ったらいきなり弔は離れてほっぺをぐりぐりしながら質問攻めを始めた。

そんなに強くやられたら喋れないよ弔くん。

黒「死柄木弔。Aさんが苦しがってます。やめてあげてください。」

死「うるさい黒霧、Aは俺のだ。」

『(いやいや、会話になってないって…。)』

弔の返答には、
私までもが黒霧さんと同じ呆れてしまった。

　

　

その後、無事解放されて現在は安定の弔の膝の上に座りながら今日の出来事を話していた。

　

　

　

死「ハッ？顔を見られただと？緑谷出久に？しかも、昼飯を一緒に食っただと？！それはどういうことだA…。」

『弔、怒るところズレてるって…。
そこじゃないよまずいところは！

はいはい。イラついて首掻かないの。』

　

黒「Aさんは、生徒として通っているのである程度関わりを持つのは仕方がないことです。

…にしても1番見られてはいけない相手でしたね。一応後で先生にも報告しておきましょう。

ちなみに、緑谷出久はどんな反応していましたか？」

『顔すごく真っ赤にして固まってたんだけど…それって気付いたって事だよね。』

　
黒「えっ？」

死「ハ？」

『ん？』

　

　

黒/死「「(それは、Aさんが/お前が

可愛いから固まっていたんでしょう！/固まっていたんだろ！)」」