［MHA］伝説の個性を持つ少女と敵連合 (ページ8)

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#07 ページ8

　

"黒霧！！"

そう死柄木弔が叫んだのを機に、しっかりと差し伸ばされた手を握ったまま彼の胸の中で崩れる様に気を失った

　

　

　

　

　

　
『………ここは』

目を覚ますと見慣れない天井、ベットだった。

あれ？私………

『…！！』

そうだ、ヒーロー殺しをしている時に謎の男

死柄木弔に出逢い自身の個性が効かず、よくわからないけどキスされたり、敵連合に勧誘されたり色々あったんだ…

その直後に警察が来て一一一一一一一一一一

『死、柄木…弔…！！

どこにいるの！！』

声を出しても返事はない。
彼は死でしまったのか…？それとも私は今、警察に捕まったのか？

いてもたってもいられず正面にあった扉を思いっきり開けた。

　

　

　

　

？「おや？お目覚めですか？

Aさん。」

『えっ？』

見上げるとそこはバーの様なところで、黒いモヤモヤと

　

死「扉を開けるときはノックするだろ…？常識だろ。
これだから餓鬼は…」

　

ハァ…っと呆れる様にため息をついている死柄木弔がそこにはいた

　

左胸付近には痛々しく銃弾がめり込んでいる
どうやら手当ての途中？だったようだ

死「ってぇなぁ……おい、黒霧。もっと優しくやれよ、こっちは銃弾撃たれてんだよ」

黒「…と、言われましてもね。結構奥深くまでいってしまってるのですよ。とりあえず撃たれた場所がまだ良かったものの、下手したら命に関わってましたからね？少しは反省してください。」

そう黒霧さんという人に説教されている死柄木弔

『(違うの、私のせいなの。

私を庇ってしまったから……)』

ズカズカと2人の方に向かう

『ねえ…！！！』

死「え、ちょっ、」

黒「？！」

　
　
バーカウンターの椅子に座って手当てを受けている死柄木弔にそのまま突進するように私は抱きついた