［MHA］伝説の個性を持つ少女と敵連合 (ページ46)

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#43 ページ46

一一一弔と両想い？
になってから半月が経とうとしていた。

私達の関係性はカレカノと
言うやつにグレードアップを遂げた←

する事も特にないため四六時中一緒にいる。
(あ、敵連合は暇人とか言わないでね？？笑)

朝が弱い、弔の寝顔を見つめたりするのが
ここ最近の日課になっていたり。

『(まつ毛長いなぁ…唇ガサガサなの
治したらもう完璧なイケメンだよ…←

てか私の個性で治せたりしないのかな？古傷すぎる？？)』

なーんて、くだらない事を考える時間が今じゃとても大切だ。こんな穏やかな気持ちは生まれてはじめてじゃないかなぁ。

一一一でも今日はちょっと違うかもしれない。なんせ、これから先生とドクターがいる所へ行かなければならない。

返事を出さなければならないのだ。
これ以上待ってもらってるのも悪いしね～…。

まだ弔と一緒にいたいけど、もう行かなくちゃ。
隣にいる薄い水色のくせっ毛を起こさない様に撫でる。

死「……ん、A…。」

寝言でも名前を呼んでくれる彼はなんて愛おしいんだろう。

つい、にやっとしてしまう//

弔にも私の決めた道を信じて応援してもらえるかな？

『…私は貴方の力になりたいよ。』

すやすやと寝ている弔のおでこにﾁｭｯとし、静かにベッドから出る。

軽く準備を済ませ、私が向かった先は

『黒霧さん…。先生達にお会いしたいのですが、お願いできますか？』

黒霧さんの所だ。

黒「Aさん。答えは出たようですね。」

ブワッとゲートを開いてくれる黒霧さん。

『…うん！行ってきます！』

一一一雄英高校に編入するなんて
馬鹿げているかもしれない。

でも私が先生からのお願いを受け入れる事で、敵連合の目的を達成する力になれるのならば…。

全力を尽くしたい。
やっと、本当の生きる意味を教えてもらえたんだ。

『…緊張するなぁ。』

モヤに包まれ、パッと目を覚ますとそこには一一一一一一一…。

オ「やぁ、A…。

こうして会うのは初めてだね。
会えて嬉しいよ、こっちへおいで。」

『せん、せい…？』

初めて生で見るオール・フォー・ワンの
圧倒的なオーラに私は、身震いが止まらなかった。

ごくりと唾を飲み込み恐る恐る近く。