［MHA］伝説の個性を持つ少女と敵連合 (ページ5)

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#04 ページ5

＊？side＊

　

ある日の昼下がり

俺は先生に〇〇市△町に向かって欲しいと言われた
どうやら仲間に勧誘したい奴がそこにいるらしい

［一一一一一一一今すぐ向かってくれ。

苗字は孤独児だったから不明だが
彼女の名前は A 14歳

最近新たに勃発しているヒーロー殺しは
彼女が行なっているものだ。

顔などは未成年だしメディアには出されていない。

僕としては彼女を今の敵連合に必要だと思うんだ
勧誘してもらいたいのだが君が気に食わないなら殺してもかまわない。君の自由だ

ただ、仲間にすることをお勧めするよ。
この先の君の"支え"になると思うからね一一一一一］

そう言い残しモニターはぷつりと切られる

"支え"だと？俺の支えはこの先もずっと、先生しかいないのに…まったくめんどくさいなぁ…しかも俺が一番嫌いな餓鬼かよ…個性も知らされていないし…

首元を少しガリっと掻く

だが、先生からのお願いだから俺に拒否権はない

？「黒霧、先生が言っていた場所までワープだ」

黒「かしこまりました」

一一一一一一一一一一一一

　

　

先生からの指定の場所についたときに

ﾌﾞｼｬｯと100m先くらいから血が吹き出しているのを見た、その辺りには死体が転がっている

服装からしてヒーロー達が死でいるとわかった

ハッと息を飲んだのも覚えてる。

『…この世は偽りのモノで溢れている

だから本当の正義が何なのかわからせる必要があるの。』

そうポツリとか細い声が聞こえた。

その声の主は濃いめのブラウンに毛先に巻きがかかっている腰あたりの綺麗なロングヘア

そしてスラッと今にも折れそうなくらいの長い手足

振り向いたその顔は誰がどうみても息を呑むほどの絶世の美人だった。

(今まで生きてきた中で、こんな美人は見た事がない)

高まる感情を抑えるように目の前の餓鬼に俺は話しかけた。

だが返答がなく少し苛ついてくる。いくら美人だろうが餓鬼は餓鬼。
とりあえず、敵連合にふさわしいか見てやる。

そう思った俺はがむしゃらに
殺す勢いで餓鬼に向かって行った

だが予想外のことが起きる。

「『俺の/私の、個性が効かない一一一一一一？』」

そう、俺の"崩壊"の個性がこの餓鬼には効かなかったのだ。

俺の手のひらには確かに、餓鬼の小さな手が繋がれていた………。