［MHA］伝説の個性を持つ少女と敵連合 (ページ37)

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『どーしよっかなぁ。』

とりあえず何十人ものヒーロー相手はリスクが高すぎる。人質でも取れば大人しく逃してくれるかな？

それとも数人潰せばいい？

の、前に少し寄り道♪
最期に挨拶しとかないとね。オールマイトに。

オ「なっ！！」

『オールマイト。個人的には今すぐ殺してやりたいところだが、撤退命令もあるから諦めるね。

第一、大切な
リーダーを安全に逃さないといけないし。

けど、次は必ず殺すから…！！これは宣戦布告よ。』

そう言い残し、思いっ切りぶん殴る。

緑「お、オールマイト…！！」

オ「ぐはぁｯｯ」

力尽きた様に膝から崩れかけたオールマイトの背中を踏み台に一気にヒーロー達がいる入り口へ飛ぶ。

(根)「みんな！気をつけろ！彼女は只者ではない。決して油断してはいけないよ！

そして、手の空いているヒーローはオールマイトを援護しろ！はやく！」

(ヒーロー達)「「「はい！」」」

　

　

ふわりとヒーロー達の前に降りる。

こいつら全員の顔には

何故1人でこの場に来たんだ？と書いてある。

『話をしに来たのよ、ヒーロー。』

降参と言わんばかりに私は、
両手をヒラヒラ上げる。

(ス)「校長、みんな。下がってください。やたらに、この女に近づくのは危険です…！ここは俺が。」

だが、そんな事を認められる訳もなく
相変わらず目の前のヒーロー達は戦闘態勢だ。

『またお前か。貴方に何発も撃たれた事忘れないから…前言撤回。やっぱり死ね！』

(ス)「(来る…！)」

『な一一一んちゃって♪』

攻撃を仕掛けると見せかけ私が着いた場所は…。

(13号)「！！なん、で…。」

『ねぇヒーロー？仲間が大変なことになっちゃうよ？
間違えて崩壊させちゃうかも…。』

(ヒーロー達)「「「13号！！(何も見えなかった…？！いつのまにｯｯ。)」」」

後ろから抱きつく様に、
私は13号と呼ばれていたヒーローを人質にとる。

そして13号の、個性を発動していた指に自身の手を添える。

もちろん、まだ4本の指しか触れていない。

『13号。直ちに私達に向け攻撃をやめろ。
お前の指が粉々になりたくなかったらね。』

13号「くっ…。」