［MHA］伝説の個性を持つ少女と敵連合 (ページ33)

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#30 ページ33

『やっぱりこっちに来たか…！』

　

生徒たちに向かった私達の方に
真っ先に来たオールマイト。

だが、それを察知していた脳無がすでに私達の前にいた。互いの拳がぶつかり合い、とてつもない爆風が起きる。

　

死「ﾁｯおいおい。ショック吸収ってさっき自分で言ってたじゃんかぁ！」

オ「そぉだなぁああ！！うおおおーっ！！」

オールマイトは、
ドスッと重たい一発を何度も何度も脳無に…。

負け時と脳無も拳を合わせる。まさに互角だ。

『真っ正面からの殴り合い！！悔しいけど近づけ、ない…！』

　
オ「ふんっ！！君の個性がショック無効ではなく、吸収ならば…！限度があるんじゃないか…？！」

脳無の拳がオールマイトの脇腹に入る。

オ「ｺﾞﾌｯ私対策…？私の100%を耐えれるなら！！！更に上からねじ伏せよう！！」

緑「(血を吐きながら全力で、やたらに撃ち込んでいるんじゃない！一発、一発が全部一一一

100%以上の…！！)」

　

『…まずいかもなぁ。脳無。』

どう見ても圧しているのはオールマイトだ。

オ「ヒーローとは一一一。常にピンチをぶち壊していくもの！！ぬう！！うぉおおーーｯｯ！！」

鈍い音と共に地面に脳無を打ちつける。

オ「ヴィランよ。こんな言葉を知っているか！！

更に向こうへ一一一一一一！！

Puls Ultra！！！」

『あっ…。』

　

オールマイトの渾身の一撃により、あの脳無が天井を突き破り消える。その反動で振動がすごい来る。

これが"平和の象徴"の力。

これが父が目指していたモノ。

　
だが、どんなに強くても私は一一一一一一

戦わなければならない。
何もかもヒーローに奪われたんだ。

　

オ「やはり衰えた。

全盛期なら5発も打てば十分だったろうに…。

300発以上も打ってしまった…！！」

死「おいおい。どういうことだ？

全然ｯｯ弱ってないじゃないか…！あいつ、俺に嘘を教えたのか？！」

『弔、落ち着いて！』

オ「どうしたっ？来ないのか？

クリアとか何とか言っていたな。できるのものなら…してみろよ！」

負けたのか？敵(私達)は一一一一一。
圧倒的な力を前に…。

　

　