［MHA］伝説の個性を持つ少女と敵連合 (ページ30)

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#27 ページ30

黒「私の中に血や臓物が溢れるのは嫌なのですが…

貴方ほどの者ならば、喜んで受け入れる。
目にも留まらぬ速度の貴方を拘束するのが脳無の役目！

そして…あなたの体が半端にとどまった状態でゲートを閉じ、引きちぎるのが私の役目！」

…黒霧さんはというと、
オールマイトを仕留める最終段階へといっていた。

これで全て終わるはずなのに、
先ほどから胸騒ぎが収まらない一一一。

すると、黒霧さんの背後から入り口へ向かったはずの緑谷の叫び声が聞こえてきたではないか。

緑「オールマイトぉおおお！！(一一一僕はまだ…貴方に教えて貰いたいことが沢山ある…。)」

黒「浅はか…。」

『これなのかな？胸騒ぎの正体。』

黒霧さんにただ突っ込んできた緑谷を思い切り蹴り上げる。

緑「ぐはぁっっ」

オ「み、緑谷少年？！ｯｯクソ！！」

　

その瞬間だった。

倒れた緑谷と私の頭上を何かが飛んでった気がした。

(爆)「邪魔だァ！どけぇ！デク！！」

『しまった…！黒霧さん！！』

壮大な爆発音と共に何処からか現れた生徒に、黒霧さんは弱点である首を押さえつけられていた。

まずい、と思ったら次は地面も凍り始める。

オ「爆豪少年に！！

…氷結。轟少年？！」

脳無まで凍らせられ
オールマイトに刺さっていた

指の力が一瞬、緩まりその隙に脱出。

『オールマイトは凍らせないようにギリギリの範囲でうまく調整して…救出、か。』

あっという間にヒーローが形勢逆転だ。

死「黒霧よ。出入り口を押さえられた。

こりゃ、ピンチだなぁ。」

(爆)「ヘッ。このうっかり野朗め！

やっぱり、思った通りだ…モヤ状のワープゲートになれる箇所は限られている！！

そのモヤゲートで実態部分を覆ってたんだ。

そうだろ？！

全身モヤの物理無効人生なら、俺と桐島が攻撃したときに危ないっつう発想がでねぇもんな。」

馬鹿そうなのに、
相手の弱点も見切ったのかこいつは

氷結野郎も手強そう。

(爆)「おっと…！そこのお面女。動くなよ？
少しでも俺が危ないと判断すれば、モヤの首にあるこの手を爆破するからな！」

『出入り口ないのはキツイな。

返してよ、爆破野郎。』

だとしても、2度目のゲームオーバーはごめんだ。