［MHA］伝説の個性を持つ少女と敵連合 (ページ29)

今日:18 hit、昨日:0 hit、合計:193,755 hit

#26 ページ29

『脳無…大丈夫かな？すごく痛そう…。』

弔の腕を更にギュッと掴む。

死「効いていないから大丈夫だよ。

効かないのはショック吸収だからさ…脳無にダメージを与えたいなら一一一

ゆっくりと肉をえぐり取るとかが効果的だね。

それをさせてくれるかは別として！」

『へぇ…そんなの出来るんだ！』
((脳無、気持ち悪いとか思ってごめんなさい←))

オ「わざわざサンキュー！！そういうことならやりやすい！！」

オールマイトがそう言った瞬間、風圧が一気に来る。

死「おいおい…！」

『はぁ？！バックドロップで爆発？！
どーなってんのよｯｯ！！あいつが1番化けもんじゃん！！』

脳無を抱え、バックドロップを決めたオールマイト。

それを直に受けた脳無は果たして無事なのだろうか…？

煙がすごくて前がよく見えない。

周りはオールマイトが勝った！と、歓声を上げている。

　

　
『遅かったじゃん、黒霧さんｯｯ！！』

オ「そ…そういう感じかっ！」

勝ちを確信していた周りは驚きを隠せなかった。

脳無をコンクリに突き立てようとしていたオールマイトだったが

黒霧さんによりワープゲートが開かれ惜しくもそれは叶わず、脳無の指はオールマイトの左脇腹に深く食い込んでいた。

死「コンクリに深く突き立てて一一一

動きを封じる気だったか？それじゃ封じられないぜ？
脳無はお前並みのパワーになってるんだから！

フフフｯｯいいね、黒霧。」

『期せずしてチャンス到来…♪』

黒霧さんのワープゲートが開かれるほど、指が奥に…奥にと突き刺さり悲鳴を上げるオールマイト。

オ「(そこは弱いんだ…っ！やめてくれ…！)
くっ…！！うっ！！」

力尽くでその指を外そうとするもぴくりとも動かない。

オ「な、なんというパワー！！！！

君ら、初犯でこれは…覚悟しろよ！？」

その発言で少しイラッときた弔は首を掻こうとする。

『弔。だめ、掻かないで！！』

私は手を掴み、それを阻止する。
痛々しいし、弔が傷つくところをこれ以上見たくない。

死「ﾁｯ黒霧！！」

そしてキレ気味に呼ばれた黒霧さんは一一一一一…。